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第2章 外国為替市場の構成メンバーを知っておこう 5

5 外国為替市場をもっと詳しく見てみよう
~外国為替市場では、24時間ほとんど常に、どこかの国で取引が行われている

 東京には東京外国為替市場がありますが、世界各地にも外国為替市場はあります。
 かつては、一般にロンドン、ニューヨーク、東京を3大外国為替市場と呼んでいましたが、東京市場が取引高で第3位の座から滑り落ちるなど、東京の地位が低下し、「三大」とは表現しなくなりました。
 他にも、市場が開く順番で説明すると、ニュージーランドのウエリントン市場、シドニー、東京、それから香港が開いてシンガポールが開きます。そのうちにバーレーン、ヨーロッパ大陸のフランクフルト、パリといった市場が開いて、ロンドン、ニューヨーク市場が開きます。ロサンゼルス、サンフランシスコでも取引があり、ここにも市場があります。

 これらの市場は、独立して成立しているのではありません。実は、東京市場でポジションをカバーしきれないディーラーは、香港、シンガポール、あるいはシドニーのディーラーを呼んで自分たちのポジションをカバーすることもあります。
 つまり、外国為替市場は株式市場などとは違い、ごく限られた銘柄が全世界で上場され取引されている市場といえます。米国の株式市場と日本の株式市場が同じドルやユーロ、円というものを上場していると考えるとわかりやすいかもしれません。
 したがって、たとえば、カナダのトロントや米国のシカゴ、サンフランシスコ、ロサンゼルスのディーラーはニューヨークの取引時間に合わせて取引するということが効率的になります。
 その時間帯で最も影響力のある市場の影響下に、周辺の市場が入ってしまうのです。

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2007年02月15日 14:07に投稿されたエントリーのページです。

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