6 外国為替市場とその他の金融・証券市場との関係
~外国為替市場は、株式市況や債券市場などと相互に影響しあっている
当然ながら、外国為替市場はお金の売買をする市場ですから、金利のマーケット、あるいは債券のマーケットと関連しています。
銀行でも外国為替部と資金部とが2つに分かれているのではなく、資金為替部、あるいは為替資金部という名称で一体となっているところもあります。
性質の近いものを取り扱っているわけですから、債券や為替のディーラーは、お互いに隣のマーケットがどのように動いているかということにも注意を払いながら、自分たちの担当する市場で取引をしているということです。
また、株式相場の影響が如実に現れることもあります。
このように、外国為替市場の取引は、他の金融・証券市場、たとえば、株式市場や債券市場などの影響を受けます。それも自国ばかりでなく、海外のそれらの市場からの影響も受けます。逆に、外国為替市場の取引が他の市場に影響を与えます。
外国為替市場は、全融・証券市場と互いに影響しあいながら変動しているのです。
そのなかで、外国為替の特徴をあげるとすると、最も理論的ではない動きをすることだといえるでしょう。外国為替は、最もファンダメンタルズから離れた動きを見せるのです。