« 第7章 外国為替相場を予測してみよう-6 | メイン | 第7章 外国為替相場を予測してみよう-8 »

第7章 外国為替相場を予測してみよう-7

7 思考経済の法則とは?

 思考経済の法則とは、ある現象から起こり得るシナリオが2つ考えられるとき、人々は単純なほうを選んでしまうというものです。
 たとえば、ある国の金利が上がるということは、その国の債券価格が下がるということになります。インフレも考慮しなくてはなりません。しかし、マーケットでは、インカム・ゲインが増える、と単純に考えるのが一般的です。
 イタリアの社会学者パレートの8割2割の法則というのがあります。たとえば、ある事柄を知る目的で、10冊の本のなかから良書といわれている2冊を読めばその事柄の8割を理解できる、あるいは、会社の2割の人が8割の利益を稼いでいる、といった状態を示す言葉です。
 市場には、経済指標、噂、軍事的紛争、当局者の発言、その他いろいろな情報が飛び込んできますから瞬間的に判断しなければなりません。瞬時の判断には5つ程度の要因で十分です。要因を細かく探せば200個以上見つかるでしょうが、逆に判断がし難くなるでしょう。
 ということは、私たちは瞬間的に判断することで暗黙のうちに思考経済の法則に従っていることになります。

About

2007年07月26日 12:41に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「第7章 外国為替相場を予測してみよう-6」です。

次の投稿は「第7章 外国為替相場を予測してみよう-8」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。