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   <title>為替証拠金教室「外国為替の仕組み・読み方」</title>
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   <updated>2007-04-19T02:49:46Z</updated>
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林康史先生の著書「外国為替の仕組み・読み方」をブログ形式で大公開！

立正大学経済学部教授。
大阪大学法学部卒。法学修士（東京大学）。
メーカー、また、生命保険・証券投資信託・銀行の金融三業態で、海外営業・原価管理・外国為替ディーラー・エコノミスト・ストラテジストなどを経て、2005年４月から、現職（金融論・国際金融を担当）。新聞、雑誌など、マスコミでも活躍中。</subtitle>
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   <title>第４章 外国為替取引の仕組みと構造を知っておこう-８</title>
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   <published>2007-04-19T02:13:47Z</published>
   <updated>2007-04-19T02:49:46Z</updated>
   
   <summary>通貨オプションとは何だろう ～通貨を売買する権利が通貨オプション。買う権利をコー...</summary>
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      通貨オプションとは何だろう
～通貨を売買する権利が通貨オプション。買う権利をコール、売る権利をプットと呼ぶ

◆　オプションとは？
　通貨オプションとは通貨を売買する権利のことです。
　ある通貨を買う権利をコールと呼び、売る権利をプットと呼びます。

      　ある一定の期日に権利の行使がなされるものをヨーロピアン・タイプ、ある一定の期間内に権利の行使がなされるものをアメリカン・タイプと呼びます。一般的にはヨーロピアン・タイプのものが取引されることが多いようです。
　たとえば、ドルを買う権利はドルコールといいますが、これをドル円レートの例でいうと円プットと同義となります。
　①ドルコール（円プット）の買い……ドル買い（円売り）をする権利を持つこと。
　②ドルコール（円プット）の売り……ドル買い（円売り）をする権利を相手に与えること。
　③ドルプット（円コール）の買い……ドル売り（円買い）をする権利を持つこと。
　④ドルプット（円コール）の売り……ドル売り（円買い）をする権利を相手に与えること。
　なお、市場では一般に買っている状態をロング、売っている状態をショートといいますが、オプションの場合もそう表現します。
　オプション取引とは権利の売買で、売り手と買い手が存在します。買い手は売り手に対して権利を取得する代わりにプレミアム（オプション料）を支払うことになります。

◆　オプションの価値
　プレミアムはオプションの期日（期間）、オプションの行使価格（ストライク・プライス）、外国為替レートの予想変動率（ボラティリティ）等によって決まるオプションの価値です。

◆　オプション利用の具体例
　プレミアムの算出については専門書に任せるとして、ここでは、具体的な使用方法について１つ例をあげます。
　ある輸出メーカーが米国に輸出しているとします。いま、契約が決まって先渡しで為替予約をすれば、その輸出メーカーは将来の損益を確定することができます。
　しかし、たとえば、大きなプロジェクトの入札などで、入札結果が３ヵ月後にしかわからないとすればどうでしょう。そして、その入札結果発表から半年後、つまり現時点から９ヵ月後に入金があるとします。そうするとこの輸出メーカーは、いまは為替予約ができません。
　というのは、ドル売り予約をしたあと、ドルが上がってしまったのに落札できず、そのプロジェクトが契約にいたらなかったとすると、ドルが上がってしまっているため、安いところで売ったドルを清算しないといけません。
　すなわち、落札できなかったにかかわらず損が発生します。しかも、その損がいくらかは事前にはわかりません。もちろん、ドルが下がっていれば買い戻して益になりますが、それは結果論で、メーカーが本来望んだビジネスではありません。
　そのときに有効なのが、３ヵ月後に期日が来るドルプットのオプションを買うという方法です。そうするとプレミアムを支払うことになりますが、この金額はあらかじめ明らかで、経営判断できるわけですから、これは入札のコストの一部と考えられます。
　受注できなかった場合、ドルが３ヵ月後に上がってしまったときは権利を行使しなければよく、下がってしまったときには権利を行使して利喰ってしまえば益を手にすることができるわけです。
　受注できた場合は、ドルが下がっていても、オプションを行使し、スワップをとって、６ヵ月先に期日を変更（ロールオーバー）することでレートをほぼ当初の予定通りに確定することができます。受注時にスポット・レートが行使価格より高ければ、オプションを行使せず、市場で改めて６ヵ月のフォワード・レートをとればよいのです。当初予定より有利なレートができあがることになります。
　この一連の流れからわかるように、逆に、企業として目指す採算がとれる９ヵ月後のレートを想定し逆算して、行使価格を決めるとよいということになります。
　はじめに９ヵ月先のドルプットのオプションを買ってもよいのですが、オプションはタイム・バリュー（オプションの期日までの時間が有している価値）が重要で、期間が長いとプレミアムが高くつくので、前述のような方法が一般的です。
　他にも通貨オプションはいろいろな使い道があるのですが、ここでは簡単な例をあげるに留めておきます。

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   <title>第４章 外国為替取引の仕組みと構造を知っておこう-７</title>
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   <published>2007-04-19T02:11:14Z</published>
   <updated>2007-05-07T08:53:21Z</updated>
   
   <summary>デリバティブとは何だろう ～デリバティブは怖い存在だが、利用の仕方によっては、大...</summary>
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      デリバティブとは何だろう
～デリバティブは怖い存在だが、利用の仕方によっては、大いに役立つ

　デリバディブ（Derivatives）とは派生商品のことです。具体的には、もともとの取引から派生してできた、先渡し、先物、スワップ、オプションなどのことを指します。また、最近になって取引が始まった、外国為替証拠金取引も、デリバディブとして扱われています。
      <![CDATA[　デリバティブは恐ろしいというイメージを持っている人が多いようです。確かに怖い面はあります。しかし、デリバティブは利用の仕方によっては、大いに役立ちます。
　デリバティブを自動車にたとえてみるとよくわかります。エンジンやギアの構造について何も知らなくても、無事故で運転することはできますし、車をまったく使わないというのは不便でしょう。
　デリバティブを売るなら仕組みについて十分知っていなければなりません（自動車メーカーが車の構造を熟知していないことには話にならないのと同じです）が、利用者としては仕組みの詳細な知識より、運用の技術の習得のほうが大切なのです。上手に運用すれば、これほど便利なものはありません。
　そもそもデリバティブの一種の先渡し取引は、日本でも1730年代に大阪の堂島のコメ取引に起源を見ることができるといわれるほど古いものですし、先物、スワップについても、以前から行われていました。
　オプション取引は片方に無制限の義務が生じる怖い存在であるといわれますが、しかし、売りっぱなしにしておけば怖いのは、単純な売買でも同じなのです。
　もっとも、先渡し、先物、スワップの３タイプの取引にオプションが組み合わされると、デリバティブがより複雑で理解しにくいものになるのは事実です、デリバティブをひとくくりで見るのではなく、それぞれに分けて考えることが大切だと思います。
　ここでオプションを簡単に説明し、次章で外国為替証拠金取引について説明することにします。

<img src="../../../../img/hayasi/deriv.gif" alt="" />]]>
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   <title>第４章 外国為替取引の仕組みと構造を知っておこう-６</title>
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   <published>2007-04-05T03:04:32Z</published>
   <updated>2007-04-05T05:15:18Z</updated>
   
   <summary>フォワード・レートを計算してみよう ～フォワード・レートは市場で取引されているス...</summary>
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      フォワード・レートを計算してみよう
～フォワード・レートは市場で取引されているスポットとスワップから計算される

　では、フォワード・レートの計算を、例をあげて説明しましょう。
　市場で取引されているスポット・レートとスワップ・レートを使ってフォワード・レートは計算されます。
　２通貨の金利にも、それぞれ借りるレートと貸すレートがあるので、スワップ・レートにもビッド・レートとオファー・レートがあるということになります。

      例1　顧客が銀行に対して、１ヵ月先渡しでドルを売る場合
　スポット・レート　　　　＄１＝115.40－50円
　１Ｍスワップ・レート　　＄１＝54－53銭（１Ｍは１ヵ月先という意味です。1ドルあたりのスワップレートです）
　先物のレートが、ディスカウント（割引）になるか、プレミアム（割増）になるかは、当該国間の金利差で決まっています。
　金利の高い国の通貨は、低い国の通貨に対してディスカウントとなります。先に述べたように、現在は、米国のほうが日本より金利が高いので、ドルは円に対してディスカウントとなっています。
　＄１＝115.40-0.54＝114.86円
　が１ヵ月先渡しで顧客がドルを売るときのレートとなります。
　逆に、顧客がドルを買う場合は、
　＄１＝115.50-0.53＝114.97円
　です。
　ついでながら、銀行のクォートする１Ｍフォワード・レートは、＄１＝114.86－97円となります。

例２　顧客が銀行に対して、１ヵ月先渡しでカナダドルを買う場合
　スポット・レート　　　　＄１＝115.40－50円
　　　　　　　　　　　　　＄１＝Ｃ＄1.1335－40
　１Ｍスワップ・レート　　＄１＝54－53銭
　　　　　　　　　　　　　＄１＝Ｃ＄09－10（0.0009－0.0010カナダドルの意味です）
　この場合、顧客は１ヵ月先渡しの「カナダドル買いドル売り」と「ドル買い円売り」の取引を行うことになります。ドルはカナダドルに対してプレミアムで（Ｃ＄09－10ではなく、Ｃ＄＋09－＋10と表記されていることもあります）、１ヵ月先渡しのドル売りカナダドル買いレートは、
　１ドル＝1.1335＋0.0009＝1.1344カナダドル
と計算されます。一方、ドル買い円売りのレートは、＄１＝115.50－0.53＝114.97円です。
　したがって、１ヵ月先渡しのカナダドル買い円売りレートは、
　Ｃ＄＝114.97÷1.1344≒101.35円
　となります。
　逆に、顧客がカナダドルを売る場合は、
　Ｃ＄１＝114.86÷1.1350≒101.19円
　となります。
　ついでながら、銀行のクォートする１Ｍフォワード・レートは、Ｃ＄１＝101.19－35円となります。

例３　顧客が銀行に対して、１ヵ月先渡しでポンドを売る場合
　スポット　　　　＄１＝115.40－50円
　　　　　　　　　￡１＝＄1.9500－10
　１Ｍスワップ　　＄１＝54－53銭
　　　　　　　　　￡１＝＄04－03（0.0004－0.0003ドルの意味です）
　基本的な考え方は同じですが、ポンドが「かけ算通貨」（ニューヨーク・ターム表示の通貨）であることに注意する必要があります。
　たとえば、ドル円は１ドル＝○円と表示されます。１ドルがいくらかと表示されているのです。カナダドルやスイスフラン、シンガポールドルなど、多くの通貨はこの表示方法です。
　しかし、ユーロや英ポンド、オーストラリアドル、ニュージーランドドルの場合は、たとえば１ポンド＝○ドルという表示方法がとられていますので、ユーロやポンドの場合は、計算がその他の通貨と違って、かけ算します（こうした通貨をかけ算通貨と呼びます）。
　なお、ポンドはドルよりも高金利になっています。
　この例では、
　￡１＝（1.9500－0.0004）×（115.40－0.54）
　　　　＝1.9496×114.86
　　　　≒223.93円
　となります。
　逆に、顧客がポンドを買う場合は、
　￡１＝（1.9510－0.0003）×（115.50－0.53）
　　　＝1.9507×114.97
　　　≒224.28円
　となります。
　ついでながら、銀行のクォートする１Ｍフォワード・レートは、￡１＝223.93－28円（223円93銭－224円28銭の意味です）となります。

◆　為替予約の変更
　顧客が、締結した為替予約を当初結んだ決済日より遅らせたり（ロールオーバーと呼びます）、早めたり（ロールバックと呼びます）することを「為替予約の変更」といいます。

例４　＄１＝113円で、先渡しのドル売り予約をしていた顧客が、決済日から１ヵ月の延長を申し込んだ場合（決済日の２営業日前に依頼したとします）
　スポット　　　　＄１＝115.40－50円
　１Ｍスワップ　　＄１＝54－53銭
　この場合、銀行の側から見ると、顧客からのドル買い予約が消滅し、１ヵ月後に新たにドル買い予約が発生するため、銀行はポジションを調整する必要が出てきます。そのため、市場で「ドルを買って、先でドルを売る」というスワップを行わなければなりません。当然コストがかかることになりますが、そのときかかるコスト（１ヵ月後のビッド・サイドのスワップ・レート分、ここでは54銭）は顧客が負担することになります。
　さらに、為替予約の変更に関して注意することは、円資金コストです。
　たとえば、この例でいえば、銀行がドルの直物買い先渡し売りのスワップを組むときに、スポット・レート（115.40円）と予約レート（113.00円）との差にかかるコストが円資金調達コストです。
　この場合の差である２円40銭は、１ヵ月間の円資金の借り入れ増を意味することになり、この分も予約変更に伴うコストとして顧客が支払うべきものです。
　次のように考えるとわかりやすいでしょう。顧客と銀行が差金決済をするはずだったのが１ヵ月先送りになったと。すると、銀行は入ってくるべき２円40銭が入ってこず、バランスをとるために資金を外からもってこないといけません。
　つまり、金利が発生するわけです。いま、円を借りる金利が年率１％とすると、２円40銭の１ヵ月分の金利は約0.2銭となります。これも新しいレートに算入されるべきです。
　結局、
　＄１＝113.00－0.54－0.002＝112.458円
となります。
　円資金プロフィット（銀行が支払うケース）が発生する場合もあります。
　もちろん、ごく短期間の変更であれば、ほとんど修正の必要もないため、無視することもあります。


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   <title>第４章 外国為替取引の仕組みと構造を知っておこう-５</title>
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   <published>2007-04-05T03:02:40Z</published>
   <updated>2007-05-07T08:51:35Z</updated>
   
   <summary>スワップ・レートとは何だろう ～スポット・レートとフォワード・レートの差をスワッ...</summary>
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      スワップ・レートとは何だろう
～スポット・レートとフォワード・レートの差をスワップ・レートという

　外国為替市場では、スポット・マーケットの他にスワップ（Swap）マーケットがあります。
　スワップとは、受け渡し日の異なる反対方向の売買を同時に行うことをいいます。
　実際のインターバンク市場では、フォワード・レートで取引されることはなく、スポット・レートとスワップ・レートが取引されています（考え方としては、スポット・レートと金利からフォワード・レートが計算され、それからスポットを除いたレートがスワップ・レートですが、実際には利便性の観点からスワップ・レートが取引されています）。

      <![CDATA[　したがって、顧客へのフォワード・レートはスポット・レートにスワップ・レートを加減して提示されることになります。
　スワップ・レートは、スポット・レートと２通貨の金利で決定されます。
　スワップで主流を占めているのが、直物買い（売り）先渡し売り（買い）の直先スワップです。
　新聞などに直先スプレッドと書いてあるのは、この直先スワップのことです。
　先々スワップというのは、市場で取引されていません。いったんスポットの日まで戻して改めてスワップをとることになります（非効率です）。
<img src="../../../../img/hayasi/swap.gif" alt="" />

<img src="../../../../img/hayasi/swap02.gif" alt="" />
]]>
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   <title>第４章 外国為替取引の仕組みと構造を知っておこう-４</title>
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   <published>2007-03-15T02:34:37Z</published>
   <updated>2007-03-15T02:42:16Z</updated>
   
   <summary>４　クロス・レートとは何だろう 　　～ユーロと円などの相場をクロス・レートといい...</summary>
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      ４　クロス・レートとは何だろう
　　～ユーロと円などの相場をクロス・レートといい、ドルを基準にして計算する

　本来、クロス・レートとは、日本から見たユーロ対ドルの相場、あるいはポンド対ドルの相場のことをいいます。要するに、円が絡んでいない他通貨の対ドル相場のことをクロス・レートと呼ぶのが本来の呼び方なのです。
　しかし、実際に市場では、ポンド円、あるいはスイスフラン円などのことをクロス・レートと呼ぶことが多いようです。

      　具体的にクロス・レートの計算をしてみましょう。
　まず、カナダドルと円のレートを出してみます。
　＄１＝Ｃ＄1.1335－1.1340
　＄１＝115.00－115.10円
がスポットだとすると、顧客がカナダドルを売る場合、「ドル買いカナダドル売り」と「ドル売り円買い」を行うわけですから、それぞれ1.1340と、115.00というレートを使うこととなります。Ｃ＄1.1340を＄１に交換し、その１ドルを円に変えます。１ドルが115円ですから、115.00円を1.1340カナダドルで割って、できあがりは、101円41銭となります。
　顧客がカナダドルを買う場合は、それぞれ反対サイドのレートを使って（115.10÷1.1335）計算し、101円55銭となります。　銀行がクォート（見積もり）する際には、101円41銭－101円55銭ということになります。
　銀行がクォート（見積もり）する際には、101円41銭－101円55銭ということになります。
　なお、小数点第３位（厘）は、銀行の買い値は切り捨て、銀行の売り値は切り上げで計算するのが普通です。
　次に、ポンドと円のレートを出してみます。
　￡１＝＄1.9500－1.9510
　＄１＝115.00－115.10円
がスポットだとすると、顧客がポンドを売る場合、「ポンド売りドル買い」と「ドル売り円買い」を行うわけですから、それぞれ1.9500と、115.00というレートを使うこととなります。￡１を＄1.9500に交換し、その1.95ドルを円に変えます。１ドルが115円ですから1.95ドルだと、115.00×1.9500です。できあがりは、224円25銭です。
　顧客がポンドを買う場合は、それぞれ反対サイドのレートを使って（115.10×1.9510）計算し、224円56銭となります。
　銀行がクォート（見積もり）する際には、224円25銭－224円56銭ということになります。


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   <title>第４章 外国為替取引の仕組みと構造を知っておこう-３</title>
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   <published>2007-03-08T02:04:02Z</published>
   <updated>2007-03-08T02:05:11Z</updated>
   
   <summary>３　フォワード・レートはどのように決まるのだろう 　　～基本的に、先渡し相場は銀...</summary>
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      ３　フォワード・レートはどのように決まるのだろう
　　～基本的に、先渡し相場は銀行間市場で決まる直物相場と金利によって決まる

      　先渡し相場はどのように決まるのでしょうか。基本的には銀行間市場で決まる直物相場と金利によります。たとえば、直物ではなく先渡しで決済するということを考えてみましょう。
　Ａ銀行が１ドルを売ります。Ｂ銀行がその対価として115円を支払います。つまり、Ａが1ドルをＢに渡し、ＢがＡに115円を渡すという取引がスポットのベースでなされたとします。２営業日後にそれぞれをお互いに受け渡しする必要があります。これが直物相場です。
　ここで、スポットで２営業日後に交換せず、その受け渡し日を１年後に延長し、１年後にＡとＢが受け渡しをするということを考えてみます。Ａは２営業日後に渡すべきドルを１年間持っていることになり、もらうべき円を１年間Ｂに託しておくことになります。つまり、Ａは、Ｂからドルを借りて、Ｂに円を預けているということになります。
　いま、仮にドルには５％の金利がつくとします。いまの１ドルは１年後には１ドル５セントの価値があることになります。一方、円の金利を１％とすると、いまの115円の価値は１年後には116円15銭（115円×1.01＝116.15円）の価値があるということになります。１年後に１ドルと115円とを交換したのではバランスがとれません。合理的には１ドル５セントと116円15銭とを交換しなければならないということになります。
　いまの例でいうと、直物で２営業日後に受け渡しする場合は１ドルと115円を交換することになりますが、それが１年後であれば１ドルを受け取るのに（115×1.01）÷（１ドル×1.05）＝110円62銭を渡すことになります。１ドルを渡すほうは110円62銭を受け取るわけです（細かくは円金利・ドル金利にも借りるレートと貸すレートがありますから、もっと詳細な計算が必要になってきます）。再度、書きますと、ドル買いの延長をする人は、ドルを貸して円を借りる、逆に、ドル買いの人の取引相手、つまり、ドル売りの延長をする人は、ドルを借りて円を貸す、ということです。
　これが先渡し（フォワード）レートです。一般的に、円金利よりも高い金利の通貨Ａ（割引）の先渡しレートは直物よりも安く、そう、円高になります。これを通貨Ａがディスカウントであるといいます。逆に円の金利のほうが高い場合、その通貨Ａの先渡しレートは直物レートよりも高く、そう、円安になります。このことを通貨Ｂはプレミアム（割増）という言い方をします。
　先ほどの例でいうと、ドルはディスカウントで、円はプレミアムということです。

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   <title>第４章 外国為替取引の仕組みと構造を知っておこう-２</title>
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   <published>2007-03-02T03:40:26Z</published>
   <updated>2007-05-07T08:54:34Z</updated>
   
   <summary>２　直物相場・先渡し相場とは何だろう 　　～現物の外国為替取引は受け渡しの時期に...</summary>
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      ２　直物相場・先渡し相場とは何だろう
　　～現物の外国為替取引は受け渡しの時期によって直物と先渡しに分けられる

      <![CDATA[◆　直物と先渡し
　直接の物と書いて直物＜じきもの＞と呼びます。直物相場とは、外国為替の取引成立後、２営業日以内に受け渡しを行うものを指します。
　通常の場合、直物の受け渡しは取引の２営業日後ですが、例外的に２営業日よりも早く受け渡しが行われるものもあります。先渡し相場は、３営業日以降に受け渡しされるものをいいます。
　先渡し相場とは、将来に外国為替の受け渡しをするという約束を前提に取引されるものです。先渡し相場は直物相場を基につくられます。先物と呼ぶこともありますが、厳密には先渡し相場です。先渡しとは違って、取引所で取引されているものを先物相場と呼びます。それと区別をするには、先渡し相場という呼び方をしたほうがよいでしょう。先渡し（フォワード＝Forward）が相対取引であるのに対して、先物（フューチャーズ＝Futures）は取引所で取引されるもので、不特定多数の参加者を前提に、将来の特定日に特定の通貨を特定の価格で、特定の額だけ取引する契約です。取引単位や決済期日などの取引条件が規格化・標準化されているのです。
　これに対してフォワードは、期日や金額が自由に取り決められる取引ということになります。

◆　スポット・レー卜とは
　スポット・レート（Spot Rate）とは、銀行間（インターバンク）取引の直物取引のレートで、翌々営業日渡しのレートのことをいいます。
　なお、マスコミなどで寄付（よりつき。始値＜はじめね＞ともいいます）、高値、安値、終値（引値ともいいます）といった形で紹介されるのは、このスポット・レートです。
　銀行間取引では、通常、買い値（ビッド＝Bid）と売り値（オファー＝Offer）の双方が提示されます。たとえば、クォート（見積もり）を依頼された銀行の買い値が115円20銭、売り値が115円25銭としますと、「115円20－25銭」（115円20銭－115円25銭の意味）と表されます。115円という大台はわかっているので、口頭では「ニマル、ニィゴウ」（20銭－25銭の意味）と、下２桁がビッドとオファーの順に棒読みされます。また、ビッドとオファーの差のことをスプレッドといい、一般にこの差が大きいほどレートが悪いといえます。
　テレビのニュースで「いまニューヨーク市場では、円相場は115円20銭から25銭で取引されています」といっているのを見ることがあります。
　最初に述べましたように、＄１＝115.20～25円というのは、ドルの値段を円で評価したものです。20～25というのは、ビッドが115円20銭であり、オファーが115円25銭という意味。そう、20銭から25銭の間で取引されているというのは、厳密には正確な表現ではありません。

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   <title>第４章 外国為替取引の仕組みと構造を知っておこう-１</title>
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   <published>2007-03-02T02:52:26Z</published>
   <updated>2007-03-02T02:40:06Z</updated>
   
   <summary>　外国為替市場では、いったいどのように取引が行われているのでしょうか。その仕組み...</summary>
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      　外国為替市場では、いったいどのように取引が行われているのでしょうか。その仕組みと構造を見ていきましょう。

１　外国為替の種類にはどんなものがあるのだろう
　　～外国為替はその性格上、いくつかの種類に区別することができる


　外国為替の種類について述べます。外国為替はその性格から、いくつかの区分ができます。参考までに一般的な知識として簡単に述べておきたいと思います。

      ◆　買＜かい＞為替と売＜うり＞為替
　買為替というのは、銀行が顧客の持つ対外債権を、国内通貨（円）と引き換えに買い入れる取引のことをいいます。これは輸出に付随するものです。売為替は逆で、銀行が自己の持つ対外債権を国内通貨（円）と引き換えに、売却する取引のことです。

◆　並為替（送金為替）と逆為替（取立為替）
　並為替は送金為替とも呼ばれます。お金を支払う人（債務者）が銀行に依頼して、お金を受け取る人へ送金する方法です。お金は依頼人から銀行を経て、受取人へと渡ります。
　反対に、逆為替（取立為替）というのはお金を受け取る立場の人（債権者）が、銀行に依頼してお金を支払う立場の人（債務者）からお金を取り立てる方法です。お金の流れは債権者（依頼人）が銀行から取り立て、取り立てられた銀行は支払う人から取り立てることになります。通常の輸出取引などで起こる為替がこれに当たります。


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   <title>第３章　　レートの仕組みを知っておこう　　３</title>
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   <published>2007-02-22T02:04:11Z</published>
   <updated>2007-02-22T02:09:53Z</updated>
   
   <summary>３　相場表はどう見るのだろう ～銀行の窓口にある相場表には、ＴＴＢやＴＴＳが記載...</summary>
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      <![CDATA[<u>３　相場表はどう見るのだろう</u>
～銀行の窓口にある相場表には、ＴＴＢやＴＴＳが記載されている]]>
      　銀行の窓口などには相場表が置いてありますから、目にしたことがあると思います。では、この相場表はどのように見ればいいのでしょう。
　セリングは銀行が売るというレート、バイイングは銀行が買うレートです。
　たとえば、米ドルの例でいうとＴＴＭが115円とすると、顧客は116円（ＴＴＳ）で銀行から買えて、114円（ＴＴＢ）で銀行に売ることができるということになります。
　トラベラーズ・チェックを買う場合はＴＴＳで買うことができます（別途、約１％程度の手数料を取られる場合もあります）。
　さらに、ＴＴＳより高いところにあるのが、現金売相場、ＴＴＢより安いところにあるのが現金買相場ということになります。これはＴＴＳよりさらに２円ドルが高いレート、ＴＴＢよりさらに２円ドルが安いレートで提示されていることが多いようです。
　近年、銀行間でも競争が激化していますから、今後これらの値幅も銀行によって、また取扱額によって異なったものになると思われます。

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   <title>第３章　　レートの仕組みを知っておこう　　２</title>
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   <published>2007-02-22T01:57:12Z</published>
   <updated>2007-02-22T02:03:48Z</updated>
   
   <summary>２　公表相場の仕組みを知っておこう ～対顧客取引における外国為替相場を公表相場と...</summary>
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      <![CDATA[<u>２　公表相場の仕組みを知っておこう</u>
～対顧客取引における外国為替相場を公表相場といい、原則的に１日中変わることがない

　顧客との取引のために、取り扱う為替の種類により、為替変動リスクや金利、手数料を加えた「公表相場」（公示相場）が設けられています。
　銀行間の市場では、為替相場は刻一刻変化しており、一件一件の小口の取引それぞれに変動を続ける相場を提示することは事務的に難しく、そのため、公表相場制がとられているのです。
]]>
      （１）仲値
　すでに述べたように、米ドルの場合、毎日午前10時頃のインターバンク直物レートを基準に、２営業日分のスワップ・レートを加味して決められます。なお、10時までは各行で仮の仲値を設定して小口顧客に対応しています。

（２）電信相場
　①　電信売相場（ＴＴＳ）
　米ドルの場合、仲値に１円を上乗せしたレートで、顧客が銀行に電信送金を依頼するときなどに使われます。この１円のなかには、為替変動リスク、ブローカーヘの支払い手数科、銀行手数料などが含まれています。
　②　電信買相場（ＴＴＢ）
　米ドルの場合、仲値から１円差し引いたレートで顧客に送金があったり、取り立てに出していた輸出手形代金が電信で送られてきた場合に適用されるレートです。

（３）一覧払い手形相場
　①一覧払い（輸入）手形決済相場
　一般に海外で信用状付き輸出手形を買い取った銀行は、信用状発行銀行名義の勘定から資金を引き落とすことになります。しかし、国内の信用状発行銀行は、その手形を輸入業者に提示し、決済が行われるまで資金回収ができません。そこで、決済が行われるまでの外貨資金立て替え払いの分の金利を織り込みます。そのレートを一覧払（輸入）手形決済相場といいます。
　②一覧払い手形買相場
　わが国の銀行が外貨建て一覧払手形を買う場合、この手形を海外の銀行に送り、海外の輸入業者から資金を回収することになりますが、買い取った銀行の外貨勘定に入金するまで立て替え金利が発生します。その金利分を織り込んで設定されたレートを一覧払い手形買相場といいます。

（４）現金売相場
　①現金売相場
　銀行がキャッシュを売るレート。米ドルの場合、普通、ＴＴＳに２円（仲値に３円）を上乗せしたものとなっています。
　②現金買相場
　銀行がキャッシュを買うレート。米ドルの場合、普通、ＴＴＢから２円（仲値から３円）を引いたものとなっています。

（５）公表相場の変更
　原則的には公表相場は変更されません。しかし、米ドルの仲値より１円以上円高あるいは円安に市場実勢が動いた場合、10万ドル相当以上の対顧客取引は、公表相場を適用せず、個別に相場を提示することになります（10万ドル未満の取引は、公表相場を継続して適用します）。
　また、２円以上動いた場合には、小口取引についても公表相場停止となり、新たに第２次公表相場が建てられることになります。この場合、５万ドル相当の取引については、各支店の窓口が本店の外国為替担当部門に個別に照会する形で、顧客に対して相場の提示が行われます。

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   <title>第３章　　レートの仕組みを知っておこう　　１</title>
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   <published>2007-02-22T01:48:36Z</published>
   <updated>2007-02-22T01:57:02Z</updated>
   
   <summary>為替相場にはどんな種類があるのでしょうか。 第３章では、外国為替相場の種類やその...</summary>
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   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.fx-kyc.com/fx-lesson/">
      <![CDATA[為替相場にはどんな種類があるのでしょうか。
第３章では、外国為替相場の種類やその仕組みを説明します。

<u>１　銀行間相場と対顧客相場との関係</u>
～銀行は、対顧客市場で発生したリスクを銀行間市場で回避する]]>
      ◆　対顧客市場
　一般消費者が銀行にいってドルを現金で買ったり、トラベラーズ・チェック（Ｔ／Ｃ）を発行してもらうときは、仲値を中心に計算したレートで手続きされます。
　このように、個人が銀行でドルを買う場合の基準となるのが、電信売相場（ＴＴＳ＝Telegraphic Transfer Selling Rate）です。銀行用語は銀行の立場からつけられたものが多く、電信売相場というのは、銀行がドルを売るレートのことです。
　また、銀行が買うレートの基準を電信買相場（ＴＴＢ＝Telegraphic Transfer Buying Rate）といいます。
　こういったものが対顧客相場なのです。もちろん、現金か、トラベラーズ・チェックかなどで、どういうレートを使うかは変わってきます。

◆　銀行間市場
　銀行間の取引単位というのは基本的には１本単位（１本は100万という単位を示します）です。個人がそんなにたくさん取引をすることは通常はありません。
　身近な例でいえば、私たちは八百屋で大根を１本買うことはできますが、青果卸売市場で大根を１本だけ買うことはできません。
　繰り返しになりますが、銀行間と対顧客の関係は、卸売と小売の違いです。銀行間取引に一般顧客が参入して1000ドルを買いたいといっても、銀行間取引の邪魔になるだけです。そこで、普通の青果市場と同じように、外国為替市場も卸売市場と小売市場に分かれているわけです。

◆　銀行間市場と対顧客市場の関係
　では、銀行はどのようにして小売のレート（顧客と取引するレート）の決定を行っているかというと、午前10時頃に銀行間市場で出合っているレートを基準に、その日に受け渡しするレートを決めています。これが仲値（ＴＴＭ）と呼ばれるものです。
　正確には10時頃に取引されているレートそのものではありません。銀行間で取引されているスポット・レートは２営業日後に受け渡しされるべきレートですから、顧客向けに本日受け渡しするレートに計算し直さなければなりません。つまり、10時頃のレートを基に本日受け渡しの条件に変更したレート（そのときのスポット・レートに２営業日分のスワップ・レートを加減したもの。後述）が仲値です。
　各銀行が独自で決めることになっていますので、銀行によって若干違うこともありますが、インターバンクで出合っているレートが基準になりますので、実際には各銀行が独自で決めてもだいたい似たようなレートになります。
　この仲値に条件の違いによって手数科が上乗せされたり、差し引かれたりして、各種のレートができることになります。電信で取引をすれば時間的には短くてすみ、銀行の立て替え金利も発生しません。これが電信相場（ＴＴＳあるいはＴＴＢ）です。
　たとえば、銀行に手形を持ち込んだ場合は、顧客に円貨を支払って海外の銀行から外貨を回収するまでに時間がかかりますので、その分の期間の立て替え金利などが乗せられることになります。一覧払手形相場（Acceptance  Rate あるいはAt Sight Buying Rate）がこれに当たります。現金相場（Cash Selling Rateあるいは Cash Buying Rate）は、顧客が銀行に現全を持ち込むものです。
　ただし、銀行側はドルを現金でもらっても困ります。現物送金や保管のコストがかかりますし、偽札の可能性もあります。また現金のままだと、金利も生みませんので、その分、顧客へのレートは悪くなります。


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   <title>第２章　外国為替市場の構成メンバーを知っておこう　７</title>
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   <published>2007-02-22T01:19:23Z</published>
   <updated>2007-02-22T01:48:22Z</updated>
   
   <summary>７　通貨当局とは何だろう ～各国の通貨当局（政府や中央銀行）は、マクロ経済安定化...</summary>
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      <![CDATA[<u>７　通貨当局とは何だろう</u>
～各国の通貨当局（政府や中央銀行）は、マクロ経済安定化のために市場介入を行う

　当局というのは、政府および中央銀行のことを指し、日本では財務省と金融庁と日本銀行がこれに相当します。
　外国為替市場の参加者に日本銀行がいることは前述しました。ただし、日本の場合、外国為替に関してはほとんどの権限が財務省に属しており、日本銀行は財務省の意向を受けてマーケットに参加しているだけなので、厳密な意味での当局は財務省ということになります。
　金融庁は金融機関の検査を行います。1998年にはじまった外国為替証拠金取引の業者は、現在、金融庁に登録が必要となっています。
]]>
      　金融政策は日本銀行の専管事項ですが、外国為替に関しては財務省の決定で介入が行われ、資金もすべて財務省によっています。
　これは、諸外国では少し事情が異なります。米国の場合、金融政策は連邦準備制度理事会（ＦＲＢあるいはＦＥＤと呼ばれます）が担っていますが、為替政策では財務省にウエイトが移ります。外国為替市場の介入決定は財務省が行いますが、ＦＲＢも資金は分担しています。
　これらが通貨当局と呼ばれるもので、市場介入を行う機関です。「ドルがもう少し安くあるべきだ」あるいは「ドルがこんなに急に強くなるのはよろしくない」というときなどにはドル売りの介入を行うわけです。逆に、ドルが高いほうがいいと判断したときには、ドル買い介入に出ることもあります。

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   <title>第２章　外国為替市場の構成メンバーを知っておこう　６</title>
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   <published>2007-02-15T05:13:24Z</published>
   <updated>2007-02-15T05:19:06Z</updated>
   
   <summary>６　外国為替市場とその他の金融・証券市場との関係 ～外国為替市場は、株式市況や債...</summary>
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      <![CDATA[<u>６　外国為替市場とその他の金融・証券市場との関係</u>
～外国為替市場は、株式市況や債券市場などと相互に影響しあっている

　当然ながら、外国為替市場はお金の売買をする市場ですから、金利のマーケット、あるいは債券のマーケットと関連しています。
　銀行でも外国為替部と資金部とが２つに分かれているのではなく、資金為替部、あるいは為替資金部という名称で一体となっているところもあります。
]]>
      　性質の近いものを取り扱っているわけですから、債券や為替のディーラーは、お互いに隣のマーケットがどのように動いているかということにも注意を払いながら、自分たちの担当する市場で取引をしているということです。
　また、株式相場の影響が如実に現れることもあります。
　このように、外国為替市場の取引は、他の金融・証券市場、たとえば、株式市場や債券市場などの影響を受けます。それも自国ばかりでなく、海外のそれらの市場からの影響も受けます。逆に、外国為替市場の取引が他の市場に影響を与えます。
　外国為替市場は、全融・証券市場と互いに影響しあいながら変動しているのです。
　そのなかで、外国為替の特徴をあげるとすると、最も理論的ではない動きをすることだといえるでしょう。外国為替は、最もファンダメンタルズから離れた動きを見せるのです。

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   <title>第２章　外国為替市場の構成メンバーを知っておこう　5</title>
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   <published>2007-02-15T05:07:20Z</published>
   <updated>2007-02-15T05:13:13Z</updated>
   
   <summary>５　外国為替市場をもっと詳しく見てみよう ～外国為替市場では、24時間ほとんど常...</summary>
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      <![CDATA[<u>５　外国為替市場をもっと詳しく見てみよう</u>
～外国為替市場では、24時間ほとんど常に、どこかの国で取引が行われている

　東京には東京外国為替市場がありますが、世界各地にも外国為替市場はあります。
　かつては、一般にロンドン、ニューヨーク、東京を３大外国為替市場と呼んでいましたが、東京市場が取引高で第３位の座から滑り落ちるなど、東京の地位が低下し、「三大」とは表現しなくなりました。
　他にも、市場が開く順番で説明すると、ニュージーランドのウエリントン市場、シドニー、東京、それから香港が開いてシンガポールが開きます。そのうちにバーレーン、ヨーロッパ大陸のフランクフルト、パリといった市場が開いて、ロンドン、ニューヨーク市場が開きます。ロサンゼルス、サンフランシスコでも取引があり、ここにも市場があります。
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      　これらの市場は、独立して成立しているのではありません。実は、東京市場でポジションをカバーしきれないディーラーは、香港、シンガポール、あるいはシドニーのディーラーを呼んで自分たちのポジションをカバーすることもあります。
　つまり、外国為替市場は株式市場などとは違い、ごく限られた銘柄が全世界で上場され取引されている市場といえます。米国の株式市場と日本の株式市場が同じドルやユーロ、円というものを上場していると考えるとわかりやすいかもしれません。
　したがって、たとえば、カナダのトロントや米国のシカゴ、サンフランシスコ、ロサンゼルスのディーラーはニューヨークの取引時間に合わせて取引するということが効率的になります。
　その時間帯で最も影響力のある市場の影響下に、周辺の市場が入ってしまうのです。


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   <title>第２章　外国為替市場の構成メンバーを知っておこう　4</title>
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   <published>2007-02-15T05:04:09Z</published>
   <updated>2007-02-15T05:08:13Z</updated>
   
   <summary>４　ブローカーとは何だろう ～為銀主義の撤廃により、取引の仲介役からポジションを...</summary>
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      <![CDATA[<u>４　ブローカーとは何だろう</u>
～為銀主義の撤廃により、取引の仲介役からポジションをとれる立場になったが……


　ブローカーとは、ブローキングする者、つまり、金融機関同士の取引の仲介をする会社、もしくはその会社の従業員のことです。
　1996年ごろから日本では急速に電子ブローキングが増え、人を介したブローキングは少なくなりました。この電子ブローキングの会社も含めて、ブローカーは数社あります。
]]>
      　1998年４月の法改正以前は、ブローカーはポジション（持ち高。保有高。売っている、買っている量のことです）を持つことができずに、仲介だけを行うことになっていました。
　たとえば、Ａという銀行がドルを売り、Ｂという銀行がドルを買う場合に、その間に立って仲介業務を行うのがブローカーの仕事でした。Ａという銀行が売ってきたものを、ブローカーが自分たちのポジションで買うことはできませんでした。
　つまり、ブローカーは取引の相手になることを禁じられていたわけです。これが1998年の法改正によって、為銀主義が撤廃されたため、ブローカーであってもポジションを取るということが可能になりましたが、実際にはほとんど実現していません。
　というのも、ブローカーがポジションを持つということが、健全な市場形成の妨げになる可能性が考えられるからです。「つなぐことだけ」というための仕事をしていると割り切らないで、「自分たちのために」という動きをしはじめると、ダーティーな取引が行われ、市場が混乱する可能性もあります。銀行の立場からしても、取引相手とブローカーが同じというのでは安心して取引できないということもあるでしょう。たとえていえば、ブローカーは、いわば取引所取引における取引所の役割を一部担っていると考えられるのです。

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