自律反発の一巡後は保ち合いパターン(日柄調整)形成へ
週明けの為替マーケットは、クロス円主導による急落(円高)スタートとなったが、月末要因による新規投信設定に絡む外貨需要や仲値決済(5・10日)に向けた国内輸入企業の買いなどで急速に切り返した。
週明けの為替マーケットは、クロス円主導による急落(円高)スタートとなったが、月末要因による新規投信設定に絡む外貨需要や仲値決済(5・10日)に向けた国内輸入企業の買いなどで急速に切り返した。
●今週の予想レンジ:
ドル/円=117.66-119.33(⇒戻り売りニーズ強く118円割れのリスクに留意)
ユーロ/ドル=1.3556-1.3713㌦
ユーロ/円=160.22-162.56円(⇒真空地帯で値動き増幅)
昨日の東京中盤に伝わった“豪ヘッジファンドの解約停止”報道―――。
連日派手に報道されるサブプライムローン問題、信用度の低い借り手への住宅融資であって米経済全体から見ればミクロの問題であるにもかかわらず、メディアや有力アナリスト等が不安を煽るような論調を展開しており、結果的にイベント・ドリブン型の短期プレーヤーに絶好の収益機会を提供した格好となっている。
昨日の米欧主要株価指数は、M&Aニュースが相次いだ「マージャー・マンデー」で反発した週明けから一転して全面安の展開となった。
週明けのドル/円は、早朝の乱高下を経て一時120.80円まで売られたが、下値攻防の焦点となる日足均衡表の「雲の下限」の120.69円処を脅かすには至らず、欧州中盤には121.52円まで反発幅を拡大した。 しかし、戻り待ちの売りにNYクローズは121.09円へ押し返され、本日の東京序盤には「雲の下限」の120.69円処が破られている。
●今週の予想レンジ:
ドル/円=120.23-121.86(⇒雲の下限を巡る攻防次第の展開へ)
ユーロ/ドル=1.3726-1.3864㌦
ユーロ/円=167.15-168.66円(⇒高値圏での乱高下に注意)
今週最大の注目イベントであったバーナンキFRB議長による金融政策に関する半期・議会証言は、昨日の上院銀行住宅都市委員会の証言を以って2日間の日程は終了した。
天王山と位置付けた昨日のドル/円は、ベア・スターンズ傘下のヘッジファンド損失状況やFRB議長の半期・議会証言を受けてヒヤリとする場面がみられたが、直近の取引レンジ下限域の121円Midが破られることはなかった。
テクニカル面で極めて重要な局面に位置するドル/円、昨日は欧州序盤に121.69円まで売られる場面もみられたが、ポンド/円の急伸に連れて122.42円まで押し上げられ、122.00円を挟む上下0.50円幅の揉み合いを維持している。