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市場のテーマと注目点

●今週の予想レンジ: ドル/円=120.38-121.93円(⇒上値トライの前に120円Midの値固めへ)
ユーロ/ドル=1.3056-1.3233㌦(⇒急落ゾーン接近で一進一退)、ユーロ/円=158.63-160.37円
・・・

※予想レンジは、原則として250㌽の範囲内で提示しているため、オーバーシュートの可能性には留意されたい。

●今週の注目点:
先週最大の注目イベントであった日銀金融政策決定会合は、ゼロ金利解除(2006/07/14)以来7ヶ月ぶりの利上げを決定したが、市場の反応は不透明感払拭に伴う円売り再開となり、円の対主要通貨相場は全面安となった。
日銀イベント通過に伴い市場の関心は主要各国の景況感およびインフレ指標にシフトすることになり、世界的な株高など資産価格の上昇を促してきた要因の再点検がなされよう。 
足元では、イラン情勢の緊迫化と原油価格の上昇、米住宅市場の長引く調整とインフレ懸念の再燃、欧州当局による円安けん制の再開など、相場攪乱要因が燻っている。
こうした状況下で迎える今週の主な注目ポイントは、➊米主要株価の調整度合いとリスクマネーの動向、➋金融政策の行方を占う日米欧のインフレ指標、➌対イラン制裁決議を巡る米欧緊急会議の行方、――などが挙げられよう。 
今週は主要各国で重要指標の発表が相次ぐ予定となっており、なかでも金融政策の次の一手を占うインフレ指標が注目されることになろう。 特に米国では、住宅市場のサブプライムを巡る不安が広がるなかで上振れしたコアCPI(02/21)がミニ・トリプル安を誘発しており、今週03/01に発表されるコアPCE価格指数への警戒感が高まっている。 また、住宅関連指標が相次ぐほか、米金融当局者の講演も連日予定されており、日替わりでの神経質な値動きとなる可能性は念頭に置いておきたい。
(⇒ISM製造業景気指数は2ヶ月連続で景況分岐点の50を割り込む可能性があり要注意)
国内でも、月末・月初恒例の重要指標が目白押しとなっており、特に下振れリスクを抱える全国消費者物価指数(03/02)が注目されよう。
また、今週は日銀政策メンバーの中で最もタカ派的な水野審議委員による記者会見が予定されており、利上げ決定後も円安が進展しているため、市場での低金利の長期化期待に水が差される可能性は想定しておきたい。
今週のリスクイベントは、引き続き国連安保理の対イラン制裁決議を巡る動きが挙げられ、対立の構図が顕著となるなか米株安を通じたリスク忌避の高まりは留意しておきたい。

★02/26-03/02の主なイベントおよび経済指標
<02/26 Mon.>
(NZ)1月-貿易収支
(日)日銀金融政策決定会合議事要旨-01/17・18
(独)3月-GFK消費者信頼感調査
対イラン制裁決議-主要六カ国緊急会議
(米)バイズFRB理事-講演
<02/27 Tue.>
(仏)1月-住宅着工許可
(欧)1月-ユーロ圏マネーサプライM3
(米)2月-リッチモンド連銀製造業景気指数
(米)1月-耐久財受注、2月-CB消費者信頼感指数
(米)1月-中古住宅販売件数
(米)ダラス地区連銀フィッシャー総裁-講演
<02/28 Wed.>
(日)1月-鉱工業生産・速報
(日)1月-商業販売統計、1月-住宅着工件数
(日)水野日銀審議委員-記者会見
(英)2月-GFK消費者信頼感調査
(仏)1月-失業率・失業者数変化
(仏)2月-消費者信頼感指数、(独)2月-失業率
(欧)2月-ユーロ圏消費者信頼感
(欧)1月-ユーロ圏失業率、2月-鉱工業生産
(欧)トリシェECB総裁講演
(米)10-12月期GDP・改定値
(米)2月-シカゴPMI景気指数
(米)住宅ローン借換え申請件数<米抵当銀協>
(米)1月-新築一戸建て住宅販売
(米)NY連銀ガイトナー総裁-講演
(米)バーナンキFRB議長-下院予算委証言
(米)コーンFRB副議長-上院特別委証言
<03/01 Thu.>
(豪)10-12月期-民間設備投資
(日)対内・対外証券売買契約状況・週次
(英)1月-マネーサプライ、1月-消費者信用残高
(仏)1月-生産者物価指数
(欧)1月-ユーロ圏消費者物価指数
(米)新規失業保険申請者件数・週次
(米)1月-個人所得・個人消費支出価格指数
(米)2月-ISM製造業景気指数
(米)1月-建設支出、2月-自動車販売台数
(米)ポールソン米財務長官-講演(貿易について)
<03/02 Fri.>
(豪)10-12月期-経常収支、1月-小売売上高
(日)1月-労働力調査・有効求人倍率・家計調査
(日)1月-全国CPI、2月-マネタリーベース
(欧)1月-ユーロ圏生産者物価指数
(米)2月-ミシガン大学消費者信頼度指数・確報
(米)セントルイス地区連銀プール総裁-講演
(米)バーナンキFRB議長-講演
(注)スケジュールは変更・中止の可能性もあります。

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2007年02月26日 08:54に投稿されたエントリーのページです。

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