素直に大陰線が出現している以上、
警戒したほうがよさそうである。
オーストラリアドル/円は半値戻しの99.50位、
ニュージーランドドル/円は84.60位、
ユーロ/円は162.90位、
オーストラリアドル/ドルは0.8540位、
ニュージーランドドル/ドルは0.7290位までの下落は考られます。
まだ、Volumeが出来ていないので、
ストップロスやロスカットを巻き込むまで調整は続くと思います。
しかし、日本と各国の金利差を考えると、
今後、今回の調整が終わると再び円キャリー取引が活発となり、
クロス円は上昇していくと考えます。
今回の大幅下落は米国、ドルに起因するところが大きいと思います。
何とか前回の政策金利の利下げで、株価は上昇しているものの、
サブプライム問題による米国シティーグループの大幅減益と
これから出るであろうサブプライム問題の後遺症で景気減速懸念が心配されています。
また、1バレル85ドル台と上昇を続ける原油価格は、
米国の景気に悪影響を及ぼすと考えれれます。
景気減速とインフレが同時におこるスタフグレーションはバーナンキ議長にとって、
とても難しい舵取りをせまることになるでしょう。
今日21:30に発表される米国消費者物価指数はインフレ度合いを計る指標で、
今月末の政策金利の決定に大きな影響を及ぼします。
もし、インフレ度合いが強い数字が出た場合、
短期的には先週の卸売物価指数のようにドル/円は上昇するかもしれませんが、
それは同時に政策金利の利下げを否定するものとなり、
株価の下落からくるドル安が懸念されます。
それと、ファンドの動きも気になります。
株価下落からくる損失を、為替からの収益で埋める為、
円キャリー取引の解消に動くことが考えられます。
そうすると円は買い戻され円高となります。
また、チャート的にドル/円117.90を超えきれなかったことも、
失望売りにつながっています。
これだけではないにしろ、シナリオの描けないことが同時に起こっているので、
不安心理からくる下落になっていると思います。
昨日、今日の下落要因を明確に答えられるアナリストはいないと思います。
下がっているからといって売りでとれる値幅も限られるでしょう。
調整後の安値を狙って買いで仕掛けたいところです。
今回の不安心理からくる下落は、8月から始まった上昇のいい調整となって、
再び上昇するエネルギーとなると思います。





