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11.22 18:00 負のスパイラル

 日本の国家予算はだいたい80兆円です。
この金額は大きいのか、それともたいしたことはないのでしょうか?

 ここ最近日本でも、ガソリンや灯油の値段が上がったり、
お菓子等の食品の値段が値上がりしています。
 
 その背景にあるのが、米国COBTで上場されている原油、
とうもろこし、大豆の商品相場の上昇です。
 なぜ、相場が上がっているかは別として、
どんなに上がる理由があっても、実際買う人がいなければ、相場は上がりません。
 逆に実際買う人が多ければ、上がる理由がなくても、相場は上がります。

 「人」と書きましたが、最近日本でもある会社にTOBを仕掛けて、
経営の支配権を取ろうとしたり、配当アップを要求する「ファンド」がありましたが、
商品相場の異常ともいえる上昇は、この「ファンド」の影響が大きいのです。
 このファンドの話をNHKの番組で1時間にわたり放送していました。
 
 「ファンド」とは、よく耳にする言葉ですが、簡単に言えば、
多くの投資家からたくさんのお金を集めて、運用して、
投資家に利益分配を目的としている団体です。

 このファンドの運用資金は、だいたい100億から1兆円位と言われています。
もちろん、もっと小さいのはたくさんあります。

 また、ファンドは民間でやっているものと思いきや、
「政府系ファンド」というものもあります。
今原油が上場来最高値付近にありますので、中東の国々が設立したり、
経済発展が著しい中国も設立しています。
 この系統のファンドの運用資金は、だいたい2,000兆円位と言われています。

 お金はある所にはあるのです。

 こんなに余っているお金は、どこかで運用されます。
お金の運用先として、損する方に動きますでしょうか?
 当然儲かりそうな方に動きますよね。

 運用といっても、株、債券、商品相場、土地、外国為替等と、
たくさんのお金の受け皿として、機能する市場は意外と少ないのです。

 債券は、国債に代表されるもので、ローリスク、ローリターンが特徴です。
 今、お金の流れは、債券、商品に向かっています。
 その証拠に、日本の新発十年物国債利回りは1.420%に低下し、
原油は98ドル台に上昇しています。
 儲からないと判断された市場には、お金はシビアですから、
回りません。

 世界のお金の流れが、株から債券、商品相場に流れています。
そう考えると、株価が低迷しているのは、単にサブプライム問題だけではなく、
実際買う人が少ないからだと言えます。
 また、「スタグフレーション」といって、物価は上がるが、不景気になる状態は、
さらに株の値下がり要因になります。
 
「負のスパイラル」が回り出しそうです。
 
 

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2007年11月22日 18:30に投稿されたエントリーのページです。

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