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2007年12月 アーカイブ

2007年12月03日

12.03 23:45 ドル離れ

 いよいよドル安から、ドル離れに移りつつあります。
湾岸産油国の首脳会談では、自国通貨のドル連動をやめようと、
話合われる予定です。
 
 米国が景気減速回避の為に政策金利を引下げた場合
(これで景気減速回避できるとは思いませんが)、
湾岸産油国は、今まで通り、ドルに連動して、同時に金利を引下げると、
原油高の恩恵で、景気が良いわけで、インフレを起こしてしまいます。
それを嫌がっての首脳会談だと思います。

 湾岸産油国の政策は、原油の売買がドル建であることから、
一気にドル離れが進行することはなくても、
今後段階ドル離れが進行すれば、ドルはなかなか上がりづらい展開になりそうです。

 先週、UAEの政府系ファンドの米国シティグループの資本参加で、
一時的株価が上がり、ドル/円も買い戻され上がりましたが、
予想通り「収穫11.29 15:15」のブログでも書きましたが、
111.30付近は厚い壁になったようで、本日は下落しました。
 今週金曜日22:30、米国雇用統計の発表があります。
前回が16.6万人で、今回の予想は7.0万人と予想も大幅減少です。
 引き続きドル/円売り方針で取り組みたいです。

 ※ホームページ上に掲載する情報については、
その内容を保証するものではありません。
 リスク、損失のある取引ですから、お取引内容を十分にご理解した上で、
ご自身の責任と判断でお取引をお願い致します。
 

2007年12月04日

12.04 08:30 大局観

 ドル/円は現在110.40位です。

 ドル/円の過去の安値は、
93年は100.40、97年は110.61、99年は101.25で、
最安値は95年に79.75でした。
実は100円を切ったのは、過去の歴史においてこの1回しかないのです。

 下がった理由としては、色々ありますが、
米国が対日貿易赤字を解消する為に、
ドル安・円高傾向に誘導したケースが多いようです。

 今はドル安になる理由はたくさんありますが、
今後数ヶ月以内にきっと、大底を打つことは、十分考えられます。

 損得ある分野ですが、情報のアンテナを高くしておけば、
長期スタンスで、スワップポイント狙いのドル/円買のチャンスはきっとつかめるでしょう。

12.04 22:40 12月の米国FOMCについて

 12月11日に米国FOMCにおいて、政策金利の決定会合があります。
考えられるシナリオは大きく分けて2つです。

 1つ目は0.25%の利下げです。
 米国はこの3ヶ月の間に、0.5%、0.25%と2回利下げを行いました。
その2回とも、利下げを好感して、株価が上がり、ドル高になりました。
しかし、それは一時のことで、その2回の利下げがあっても、
ご存知の通り、効果はあまりなく、結局株価は下げ、ドルも安くなって、
現在に至ります。

 今回0.25%の利下げだけなら、もしかすると過去2回のようなことはなく、
逆に株安、ドル安を加速しそうです。
 前回と大きく違う点は、
前回が利下げを行うかどうかということに関心が集まっていましたが、
今回はFRBのコーン副議長をはじめ、利下げを示唆する発言が相次ぎ、
株価はそれによって、先週大きく買われていますし、ドルも買い戻されました。
ですから、市場は織り込み済みとなっていると思われます。

 2つ目は0.5%の利下げです。
これは、まだマーケットに完全に織り込まれていません。
ですから、前回2回の時と同様に、一時は株高、ドル高となるでしょう。

 いずれにいても、米国政策金利は3%台まで落ちることが予想されます。
ユーロは現在4.0%の金利ですが、近いうち逆転して、
ユーロ/ドルは更なる高値を目指すでしょう。

2007年12月05日

12.05 08:00 ユーロ/カナダドル買い方針!

 ユーロ/カナダドル(EUR/CAD)は面白い展開になりそうです。
ここ最近の原油高騰で景気は良いと思われていたカナダですが、
やっぱりサブプライム問題の影響で、景気の減速懸念が出たのでしょう、
予想に反して、政策金利を0.25%引き下げ、4.25%にしました。

 カナダドルは、ユーロやドルに対しても弱含んでいます。
ユーロ/カナダドルは、2月の1.5670から、10月の1.3286まで、
0.2396幅下落しましたが、現在ユーロ/カナダドルは1.4942-52付近で、
下落幅の61.8%を完全に戻しています。
2月の1.5670を目指すと思います。

 同様にドル/カナダドルも、チャート的に今週この値段を保つだけでも、
上昇基調に転換しそうです。現在ドル/カナダドルは1.0117-22付近です。
ただ、1.0169は戻りの61.8%にあたるため、注意は必要です。

※ホームページ上に掲載する情報については、
その内容を保証するものではありません。
 リスク、損失のある取引ですから、お取引内容を十分にご理解した上で、
ご自身の責任と判断でお取引をお願い致します。
 

2007年12月06日

12.06 00:30 まさかのまさか

 昨日、予想外のカナダの0.25%の利下げには、
改めてサブプライム問題の根深さを示したもので、
原油高騰による恩恵を受けていたと思われていただけに、
驚きました。

 今日発表されたイギリスのHBOS住宅価格は、
サブプライム問題の影響で、市場の予想より悪い数字だったので、
明日の21:00に発表されるイギリスの政策金利の発表は、
カナダに続いて、まさかの利下げがあるかもしれません。
 狙い目はユーロ/ポンド(EUR/GBP)の買いです。
ユーロが誕生してからの高値は0.7254です。
これを上抜いてくるようだと、0.7388位、さらに0.7516位まで狙えそうです。
 ポンド/円も219.32を割り込むと、213円位までの下落、
ポンド/ドルも2.0245を割り込むと、1.9880位まで下落を狙えそうです。

 話は変わりますが、
今日発表された米国ADP雇用統計は18.9万人と予想5.0万人に反して、
大幅増と米国経済にとっては、とても良い数字でした。
ADP雇用統計とは、民間で発表される雇用統計です。
金曜日22:30に発表される米国雇用統計の先行指標です。
米国雇用統計は、来週火曜日に発表されるFOMCの
政策金利決定に大きな影響を与える指標です。

 この流れでいくと、米国雇用統計は7.0万人と予想自体低めの数字ですから、
その予想に反して、大幅増となりそうです。
そして、FOMCの政策金利は、0.5%までの利下げはなく、
0.25%のみの利下げとなりそうです。
それをもとに、ドル/円の動きを予想してみると、
今から、金曜日の雇用統計明けまでは、株高、ドル高・円安となり、
FOMC発表後は、利下げは織り込み済みということで、
再びドル安・円高になりそうです。
ユーロ/円、オーストラリアドル/円、ニュージーランドドル/円は
ドル/円と同じような動きになりそうです。

 ユーロ/ドルは1.4520位まで押し目が入りそうです。

 とにかく、来週火曜日FOMCまでは、ドル高になりそうということは、
頭にいれておいた方が良さそうです。

※ホームページ上に掲載する情報については、
その内容を保証するものではありません。
 リスク、損失のある取引ですから、お取引内容を十分にご理解した上で、
ご自身の責任と判断でお取引をお願い致します。


 

12.06 06:50 重要経済指標発表前夜

 いよいよ中国が、インフレを嫌気して、金融政策の引き締めを始めてきそうです。
来年のGNP予想も10%とかなり良い数字ですが、バブルはいつかははじけます。
日本においても、バブルがはじけた瞬間は、誰もが気づかなかったと同様に、
中国株に投資している方は注意された方が良い時期にきているのではないでしょうか。

 話は変わりますが、
OPEC総会(石油輸出国機構)では、
今の原油価格の高騰は、投資資金の影響が強いという理由で、
原油増産をしないことに決まりました。
 その投資資金はどこから来ているかということを考えると、
先日のUAEのアブダビ投資庁のように産油国が投資していることは、ほぼ確実です。
 自分たちの投資資金で価格を高止まりさせ、
原油の下落する政策はとらないとも言えます。
 ますます国民生活にも響きますし、
世界的インフレを増徴させることにもつながります。
 しかし、自分達の国のインフレ対策として、ドルペッグ制は継続させるものの、
利上げを行い、インフレの目を事前につぶす政策を取っています。
しっかりしています。
 
 ところが、アメリカがくしゃみすれば、どこかの国は風邪をひくそうで、
後手後手の手ばっかり打っていると、株価は下げ止まらないし、物価は上がります。
おまけに、年金はお役所でさえ、犯罪を起こし、お金はどこに行ったか分からない、
といった具合ですと、失われた10年では済まなそうです。

 12月6日午前6:50の段階の各通貨ペアの値段は大きく動いていますが、
「収穫12.06 00:30」のブログでは方向性を書きましたが、
今日は重要な経済指標発表前だけに、一方的には動かず、
今の値段の動いている方向の修正が、どこかで入るでしょう。
つっこみ売りや高値圏での買いは注意が必要です。

2007年12月07日

12.07 23:00 米国雇用統計

 大注目された米国雇用統計は予想より1.5万人良く、9.4万人でした。
「収穫12.06 00:30」のブログでも報告しましたが、
ADP雇用統計のようなサプライズ的数字ではありませんでした。

 今回の雇用統計で悪い数字であれば、FOMCでは0.5%の利下げをしたでしょうが、
予想より良い数字であったため、0.25%の利下げで落ち着くのではないでしょうか。

 ここ最近の米国ダウはもうすでに、利下げを織り込んでいるので、
FOMC以降は再びドル安にむかうでしょう。

 FOMCは日本時間12月12日午前4:15予定です。

2007年12月10日

12.10 14:30 この機会に勉強してみよう!

 今年も残すところ20日になりました。
まだ、あさっての米国FOMCもありますし、
総括するのは、また別の機会にするとして、
今年の”激動”を引き続いて、来年も更なる”激動”が続きそうです。
 来年の世界経済の予測は、丁度Newsweekやエコノミスト等、
色々な雑誌に載ってくるシーズンですから、1冊買って読まれるのも、
良い機会かもしれません。雑誌ですから、400円から800円位。

 中国株をご利用されている方は、
おととし平成17年から現在まで、なんと約446%も上昇している上海総合指数のことや、
中国のGNPの約40%も占める不良債権処理の問題や、
北京オリンピック後の経済、人民元の行方等、
知っておいても損しない話題が目白押しです。

 当然、中国と言えばBRIC'sの一員ですが、
他のブラジル、ロシア、インドの新興国市場も見ておく必要がありそうです。

 また、中東情勢による原油高の問題、金相場、穀物相場等の、
商品市況も大量の投機マネーが入ってきているだけに、
来年も大きく動きそうです。

 当然、過少評価されているといわれる日本の株式も忘れてはいけません。

 その他にも、REIT、政府系ファンド、ユーロ高、サブプライム、質への逃避、
円キャリー取引等のキーワードを知っておくだけでも、
投資という幅広い分野で儲けるチャンスをつかめそうです。
ただし、リスクや損失があるのが投資の世界ですけど。

 インターネットが一般の人にも大きく広がった現在、
同じ情報を素人もプロも関係なくつかめるのです。
プロしか知らない特殊な情報というのは、ほとんどないのです。
簡単に言えば、勉強しているか、していないかだけです。

 

12.10 23:00 FOMCは決定打?

 最近のクロス円の動きは、ドル/円とのつながりが強いので、
似たような動きをしてきましたが、ここへきてちょっと違った動きをしています。

 私の予想として、 
 ユーロ/円は、164.30を超えて終わると買い方針に転換。
 オーストラリアドル/円は、98.67を超えて終わると、
99.75まで狙え、それを超えると100.44まで買い方針。
 ニュージーランドドル/円は、87.37を超えて終わると買い方針に転換。
 ポンド/円は、229.33を超えて終わると、
231.26まで狙え、それを超えると233.72まで買い方針。
(終値とは、日本時間午前7時の段階)

 上記は、あくまでファンダメンタルズを考えず、
チャート上での話ですが、あっさての米国FOMCで、
0.5%の利下げがあるようだと現実的なものになるでしょう。
  
 ただし、上記の値段を越え切らなかった場合は、
残念ながら、その値段が目先の天井となり、再び下げ基調となるでしょう。

 どちらにしても、FOMCの決定はファンダメンタルズ的にも、チャート的にも、
決定打となりうるでしょう。

※ホームページ上に掲載する情報については、
その内容を保証するものではありません。
 リスク、損失のある取引ですから、お取引内容を十分にご理解した上で、
ご自身の責任と判断でお取引をお願い致します。

2007年12月11日

12.11(火)17:45 今晩の戦略

 昨日「収穫12.10 23:00」に書きましたクロス円の買いの条件は、
現在の値段で、既にクリアしています。

 戦略的には、クロス円は成行買いでいいと思いますが、
買ったは良いが、下がってしまうということも当然考えなければいけません。
 では、損切る値段になりますが(ストップ注文)、
昨日示しましたように、買いの条件をそのまま諦める値段とするのはいかがでしょうか。
ユーロ/円は、164.30、
オーストラリアドル/円は、98.67、
ニュージーランドドル/円は、87.37、
ポンド/円は、229.33です。
 
 FOMCの発表前に成行買いで仕込んでおいて、
同時にストップ注文を設定しておくのも1つの方法です。
 また、定規で測ったようにピッタリ自分の思った通りにいかないのも相場です。
戦略、値段、条件は、1つの目安にして下さい。

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12.11(火)22:50 逆指値注文の仕方

 「〇〇円以上で買う」、「〇〇円以下で売る」と意味の逆指値注文の仕方は、
ICTSにログインしてから、
「取引レート」で、取引したい通貨ペアの値段の上で、右クリックします。
そこで、「逆指値」を選択して、取引したいロット数と値段を入力して、
「OK」を押して下さい。

 一旦発注した逆指値注文を取り消す場合は(もちろん成立する前まで)、
「注文一覧」で、取り消ししたい注文の上で、右クリックします。
そこで、「注文削除」を選択して、「OK」を押して下さい。

 画面上で、「取引レート」や「注文一覧」が出ていない場合は、
画面左上の「ウインドー」を右クリックします。
そこで、出したい画面の上で、左クリックします。

 相場が大きく動きそうな場合、
普通の「〇〇円以下で買う」、「〇〇円以上で売る」と意味の指値注文より、
有効なケースがあります。

 日付が変わって、明日の午前4:15予定のFOMCまでは、
嵐の前の静けさで、行ったり来たりの相場展開でしょうが、
発表後は、上げるか、下げるか、どちらかに大きく動くでしょうから、
逆指値注文で、待ち伏せしておくのもひとつの方法かも。

2007年12月12日

12.12(水)17:20 今後の戦略

 今回の米国FOMCでは、政策金利を0.25%下げ、4.25%としました。
マーケットでは、織り込み済みということと、0.5%ではなかった失望感から、
NYダウは約290ドル下落し、ドル/円も100.48まで下落しました。

 米国は、政策金利を引下げることを否定していません。
マーケットの予想では、今後3%台までの引き下げを予想しています。

 ところで、ドル/円の動きはどちらも弱いもの同士なので、
はっきりしたことは分かりませんが、
ユーロ/円、オーストラリアドル/円、ニュージーランド/円、ポンド/円は、
買い方針で対応したいところです。

 ユーロ/円は、11月27日の159.36から始まる上昇トレンドを、
今回の大幅下げがあっても維持しています。
一旦163.66で、少し下げるかもしれませんが、
164.28を越えると買いで良いと思います。

 オーストラリアドル/円は、11月26日の92.97から始まる上昇トレンドを、
今回の大幅下げがあっても維持しています。
現在98.00位ですが、成行買いで良いと思います。
ただし、98.40か98.80では一旦下げるかもしれません。

 ニュージーランド/円は、11月26日の80.28から始まる上昇トレンドを、
今回の大幅下げがあっても維持しています。
現在87.23位ですが、成行買いで良いと思います。
87.60を一気に越えるようだと本当に強いと思います。

 ポンド/円は、上がっても229.20をなかなか越えられないと思います。
買いでいってもリターンよりリスクが高いと思います。

※ホームページ上に掲載する情報については、
その内容を保証するものではありません。
 リスク、損失のある取引ですから、
お取引内容を十分にご理解した上で、
ご自身の責任と判断でお取引をお願い致します。

12.12(水)23:00 利食い千人力

 今日の日経平均株価は、112円安い、15,932円で終わりましたが、
安値から約230円上げていることを考えると、
NYダウも上昇して始まることが予想されます。
 そうすると、ユーロ/円やオーストラリアドル/円、
ニュージーランドドル/円、ポンド/円は上昇すると思いますが、
デイトレの方は、「利食い千人力」をお忘れなく。

2007年12月13日

12.13(木)15:05 バブルはじける?

 昨日23:00頃、米国、欧州等の5つの主要中央銀行が、
緊急声明として、金融機関向けに資金供給をすることを発表しました。

 少し細かく言うと、「幅広い担保で、金融機関向けにお金を貸す」ということです。
お金を貸すのは問題ないのですが、「幅広い担保」が問題なのです。

 つまり、担保の安全性に多少のリスクがあっても、
お金を貸しますということです。
 担保の安全性ですが、
今話題の住宅ローンが組み込まれた証券がばらまかれているため、
どこに、誰が、どれだけ持っているのか分かりません。
風邪のウィルスと同じで、持っていても目に見えません。

 日本でも、意味は違いますが、バブルがはじけて銀行が危なくなった時、
「公的資金の投入」という名の「血税」を投入しましたが、
その時を思い出します。

 米国は今回の緊急声明でマーケットに安心感を与えたつもりですが、
逆に今日の日経平均株価が、
前日比約395円安と暴落していることを考えると、
米国の意図とは逆の意味でマーケットに伝わったようです。
そこまでしないと、信用不安は落ち着かないのかと。
(今回の措置で信用不安が落ち着いたかどうかは甚だ疑問です)
日本人は、まだバブルを忘れてはいないようです。

 1日でクロス円のトレンドは変わりませんが、
今晩のNYダウは大幅下落もありえます。
ということは、クロス円も同様です。
 

2007年12月14日

12.14(金)15:45 展開が難しい!

 昨日、NYダウは約44ドル高で終わりましたが、
米国小売売上高が、市場の予想より1.2%良かったためです。
 しかし、その原因を考えると、
原油高による物価の押し上げ分を無視するわけにはいけません。
 日本でも、原油高の影響で、カップラーメンやチーズ等色々なところで、
値段が上がっていることを考えると、
今回の米国小売売上は、景気が良くて小売が良くなったのと、
全く違うのです。これを、鵜呑みには出来ません。
 その裏側にある米国大手証券リーマンブラザーズの9-11月決算は、
前年同月比12%減っていることに注意しなければならないでしょう。

 そして、ドル/円は確かに相場ですが、
市場に参加しているのは何も投資家ばかりではありません。
日本ではトヨタやソニーに代表されるような輸出企業も為替市場に参加しています。

 日本の輸出企業は、社内の為替レートを110円以上で設定している所が多いです。
もし、110円より円高になると予想すれば、ドル売り円買いの為替予約をします。
 現在では、そうなりそうと予想する企業が多く、
ドル/円が111.30以上では、輸出企業による実需のドル売り円買いが入り易いので、
ドル/円は頭が重くなります。

 日経平均株価は、今日も安く終っています。
この2日間、NY市場と日本市場は真逆の動きをしています。

 チャートの動きとファンダメンタルズが一致しておらず、
大きなリターンを狙う位相場でなさそうなので、
リスクをとってまでやる価値がというところです。

 クリスマスや年始・年末のマーケットは、変則的ですから、
弊社ホームページのお知らせの欄で確認して下さい。

 

12.14(金)19:30 今日の米国消費者物価指数の発表について

 今日の日本時間22:30に米国消費者物価指数の発表があります。
通常、物価の上昇はその国の通貨を強くします。
ですから、今日の発表で米国消費者物価指数が良ければ、
ドルは高くなるでしょう。

 しかし、この物価高は、原油高に伴う、
米国の中央銀行にあたるFRBが最も嫌がる、インフレによるものなのです。

 米国は、景気減速とインフレが同時におこるスタグスレーションに、
はいりつつあります。

 今日の数字が良いものであって、瞬間ドル高となっても、
額面通り受け取れません。

 

2007年12月17日

12.17(月)10:20 弱材料に反応せず!

 NYダウは約178ドル安く、
日経平均株価も約94円安いですが、
今までの傾向と違い、ドル/円は大崩していません。
オーストラリアドル/円、ニュージーランドドル/円が逆に上がっています。

 このような弱材料に反応しないからといって、
すぐに大きく上がるかというとそういう訳ではありませんが、
かなり大きな下げ材料が入らないと下げづらく、
小さな、ちょとした材料で簡単に上げることがよくあります。

 しばらくは、ドル/円含めクロス/円は相場のはっきりした方向性のない、
面白くない相場になりそうですが、目先ドル高にはなりそうです。

 

12.17(月)16:55 日経平均株価安にも反応薄い

 今日の日経平均株価は約264円安いです。
ドル/円は、現在113.00を挟んだ攻防で前日比約30ポイント安です。
日経平均株価との連動性が薄れてきています。

 チャート的に、
ユーロ/ドルは1.4472を割り、
オーストラリアドル/ドルは0.8725を割り、0.8655も割り、
ニュージーランドドル/ドルは0.7679を割り、
ポンド/ドルは2.0283を割っています。
上記の通貨ペアはどれも、売り方針です。

 逆に言うと、ドルはほとんどの通貨に対して、強含んでいます。

 普通なら、ドル/円が上がると、
ユーロ/円、オーストラリアドル/円、ニュージーランドドル/円、ポンド/円のクロス円は、
上がりやすくなりますが、
ユーロ/ドル、オーストラリアドル/ドル、ニュージーランドドル/ドル、
ポンド/ドルの影響を受け、思った通りには動きづらい展開になりそうです。

 オーストラリアドル/ドルは0.8754以上での売り方針、
ポンド/ドルは2.02960.8754以上での売り方針位が思いつきますが、
リスクを取るにあたるリターンがとれるかどうかは疑問です。

サブプライム問題がこれで解決するとは思えません。
ドルの売り方針を仕掛けるには、日柄が必要です。

※ホームページ上に掲載する情報については、
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 リスク、損失のある取引ですから、
お取引内容を十分にご理解した上で、
ご自身の責任と判断でお取引をお願い致します。

2007年12月18日

12.18(火)09:20 レンジ内相場

 「収穫12.14(金)19:30」のブログに書きました通り、
米連邦準備理事会(FRB)のグリーンスパン前議長が16日、
景気減速とインフレリスクが同時に顕在化するスタグフレーションの兆候が、
現れていると述べました。

 今日の日経平均株価は、NYダウ安を受けて、
15,000円維持出来るかどうかです。

 今日も、昨日と同じようにドル/円は株価の影響をあまり受けていません。
 スイス/円の日足のチャートはきれいに、
動く上限と下限がだいたい一定なボックス相場になっています。
大きな動きがあれば、チャンスも大きいですが、その分リスクも当然大きくなりますが、
今はその逆といったところでしょうか。

12.18(火)13:00 株式相場について

 中国の国内総生産(GDP)の伸び率は大体11%といわれています。
日本の高度経済成長期でも大体6%位です。

 今この数字に今疑問符が打たれています。
農業や工業などの生産面を合わせた数字と、
投資や消費などの支出面を合わせた数字が合わないといわれています。
下手をしたら、GDPの伸び率のほとんどが投資の伸びではないかと疑われています。

 中国の統計が精度を欠くものですが、
こんな時期にこれを指摘されることの方が問題です。

 この時期というのは、
中国が10年ぶりに「金融引き締め」に方針を転換したからです。
金融引き締めとは、銀行の貸し出し残高を抑える措置のことです。

 株価が好調で、儲かりそうであれば、
銀行からお金を借りて、どんどん株を買います。
買うという行為は、ますます株価を支え、上げる要因になります。
今まではこの良いサイクルが回っていたのです。

 これからは、銀行からたくさんお金を借りられなくなるのです。
ということは、株価を支え、上げる要因の1つに制限がかかることになるので、
中国の株価の動きは、今までのようにはいかなくなるのです。

 現実的に上海総合指数は11月から18%下落しています。

 また、中国だけでなく、
今まで世界的な資源・エネルギー需要増と原油高の恩恵を受けていた、
オーストラリアやニュージーランドの株式相場も、
中国とは理由は違って、米国発のサブプライム問題の影響で、
下落しはじめました。
 ですから、この2、3日オーストラリアドル/円はドル/円が上がっても、
下がっています。

 今後、世界的同時株安が起こるのではないでしょうか?
今はドルが単独で弱いですが、これから始まるだろう各地に飛び火した株安で、
そのときばかりは、弱いドルですが、相対的にドル高になりえます。

 しかし、同じ不動産問題で、バブルがはjけた日本では、
公的資金を銀行に資本注入して、ようやくひと段落しましたが、
米国も、利下げや資金供給といった手段では、
そのときは症状が良くなったように見えますが、
根本の問題は解決されないままになるでしょう。

 米国は、インフレが起きやすくなっています。
足の外科的手術がしたいが、心臓が弱いとか内科的理由で、
思い切った外科的手術が出来ないのです。

 1回落ちるところまで落ちないと、来年2月に米国回復という記事を見かけますが、
私は立ち直らないと考えています。

 

 

2007年12月19日

12.19(水)13:00 FXを勉強して

 日本の外交政策を2、3あげてみましょう。

 まず、地球温暖化が心配される中、
先日行われた「京都議定書」後の枠組みを決める世界規模の会議では、
日本はCO2の排出量の数値的規制を導入することを、
米国と歩調を合わせ、反対にまわりました。
 米国は、京都議定書にも参加していません。
 反対の理由は、環境問題より経済成長を優先したり、
環境問題に関する費用の問題で、自国や企業の利益を優先したためです。
 日本の環境問題の取り組みは、積極的に取り組んでいて、
CO2の削減も大幅に削減していますし、高水準のCO2削減技術を持っています。

 次に、昨日のニュースで、日本は米国から
技術的には不安定といわれているミサイル迎撃システムを、
約1兆円弱の値段で購入したそうです。
 
 さらに、為替の世界では、米国の貿易赤字を解消するために、
85年のプラザ合意、90年のパリ合意と円高に誘導させる合意をしました。
日本は基本的に資源の無い国です。
円高になれば、日本の貿易収支は悪くなります。

 FXの世界にいると、日本の行動には”なぜ”と思うことが多いのです。
米国の海上での給油活動より、CO2削減のほうがよっぽど世界貢献です。

 日本は向いている方向が、1つなのです。

 自分の国を自分では守れない日本の実情でしょうか。
「平和、平和」と叫んでいるだけでは、日本の良ささえ世界的に発揮できません。

 国会では、大臣の失言や行動に批判ばかりで、
それに対しての内閣支持率で、国民も踊らされている。
芸能人のワイドショー並みに。

 まともなグランドビジョンを持てない限り、戦後は終わらないし、
「米国の51番目の州」であり続けることになりそうですが、
これでいいのでしょうか。

2007年12月20日

12.20(木)10:00 ユーロ/ポンド

 そうめんとひやむぎにのように、
為替の世界で、「似て非なるもの」(悪い意味で使うのではなく)で表現されるものには、
ユーロ(ユーロ圏)とポンド(イギリス)、
ドル(米国)とカナダドル(カナダ)があります。
 その中でユーロとポンドに注目してみたいと思います。

 ユーロは、EU(欧州連合)27カ国の内、13カ国で採用されている通貨です。
ポンドは、EU加盟国ですが、イギリスで採用されている通貨です。
「似て」とは、同じ経済圏で、
「非なるもの」とは、使っている通貨が違うということです。

 本来なら、同じ経済圏ですから、
この2つの通貨の力関係はそんなに違わないはずです。
 FXは、「ユーロ/ポンド」という1つの「通貨ペア」を構成する、
「ユーロ」と「ポンド」という2つの「通貨」の相対的力関係が値段に反映しますから、
ユーロの経済が好景気であり、イギリスが同様だとすると、
「ユーロ/ポンド」という通貨ペアの値段は、ほぼ一定で推移するはずです。
 また、ユーロの経済が不景気であり、イギリスが同様だとしても、
「ユーロ/ポンド」という通貨ペアの値段は、ほぼ一定で推移するはずです。

 今のユーロ圏の経済状態を見てみましょう。
 ユーロ圏では、物価上昇率を2%未満に抑える政策政策目標を掲げていましたが、
現在かなりオーバーして3%とユーロ流通後最高水準になっています。
 サブプライムの問題(信用力の低い個人向け住宅問題)は、
ユーロ圏にとって、これから不景気に向かうというより、
良い意味で景気減速によるインフレ抑制効果となります。
 
 次に、イギリスは米国発のサブプライムの問題をまともに受け、
住宅市場の減速は予想より顕著で、消費者物価指数も市場予想を下回り、
来年2月は、今月に続き利下げ観測が出てきています。

 以上の2つから、「ユーロ」と「ポンド」の2つの通貨の力関係に違いが出てきています。
ユーロがポンドに対して強含みそうです。

 「ユーロ/ポンド」という通貨ペアの値段は、現在0.7200位です。
ユーロがポンドに対して強くなれば、値段は上がり、
ユーロがポンドに対して弱くなれば、値段は下がります。

 2003年に0.7254というのが、ユーロ誕生以来最高値です。

 チャートの性質上、過去の最高値を抜けたら、更に高値を更新しやすいです。
今年、ユーロ/ドルは、それまでの最高値2004年の1.3665を抜け、
現在1.4380位になっています。

 ユーロ/ポンドも、0.7254を上抜けてくるようだと、
ユーロ/ドルのようになるかもしれません。
 しかし、抜け切れないと目先の天井となるでしょう。

12.20(木)12:15 二匹目の泥鰌

 米国大手の証券会社ぼモルガン・スタンレーが、
サブプライム(信用力の低い個人向け住宅融資)問題で1兆600億円の損失を計上し、
中国の政府系ファンドから約5,700億円の出資を受けました。

 先日、同様にシティーグループが、
アブダビ投資庁が約8,000億円の出資を受けました。
この時は、マーケットはまるでホワイトナイトの出現のように、
これに好感し、株やドルも高くなりました。

 今回は、二匹目の泥鰌はいませんでした。
NYダウは約25ドル安くなりました。

 では、なぜモルガン・スタンレーがこんなに大きい損失を出したかというと、
サブプライムに絡んだ証券化商品をたくさん持っているからです。
 では、なぜたくさん持っているかというと、
それを扱っている市場が小さすぎるため、売買出来ないのです。

 FXは、ストップ安、ストップ高がありませんから、
売買が成立しないということはありませんが、
株式相場では、決済注文は発注したが、売買が成立せず、
さらに損失が膨らんでしまったということがあります。
 今回の件はこれと似ています。

 サブプライムに絡んだ証券化商品の評価は、格付け会社で行っていますが、
今後、評価が下がれば、同じようなことはまた起こりえます。

 ドル/円は105円がまた来ると思います。


 

 

12.20(木)16:00 ドル/円で勝負!!

 面白くないのが、面白い!

 ドル/円は、113.56以上の逆指値買いと、
112.69以下の逆指値売りで勝負!
(注文の出し方は、「収穫12.11(火)22:50 逆指値注文の仕方」を参照)

 ドル/円は、先週金曜日から、112.70から113.55の間で動いています。
今は値動きが小さく面白くありません。この小さい値幅は狙いません。
将来大きく動くための充電中です。
 この範囲を突破するには、相当大きい力を必要とします。
 つまり、突破したら、そちらの方向に大きく動くはずです。
ラグビーで、重量級のフォワードがデイフェンスラインを突破したら、
なかなか止まらないのと同じです。

 レンジ内相場の時間が長ければ、長い程、爆発力は大きいです。

 ※ホームページ上に掲載する情報については、
その内容を保証するものではありません。
 リスク、損失のある取引ですから、
お取引内容を十分にご理解した上で、
ご自身の責任と判断でお取引をお願い致します。

2007年12月21日

12.21(金)11:25 日本の立ち直りを期待する!

 三菱UFJフィナンシャルグループ等メガバンク3行は、
米国から要請のあるサブプライム対策基金への協力を断りました。

 良い判断だったと思います。

 この基金は、サブプライム商品そのものではないんですが、
格付けの高い証券化商品を買い取る仕組みです。
 サブプライムは、コンピュターウィルスのように、
どこに潜んでいるのか分かりません。
格付けの高い証券化商品だって例外ではありません。

 そうした中、米国のポールソン財務長官は、
米国で事業を拡大したい3行に対して、圧力をかけたようです。

 85年のレーガン大統領時代のプラザ合意、
90年のブッシュ大統領時代のパリ合意と、
経済の問題とはいえ、為替の世界ではだいぶ米国の都合によって、
振り回されてきました。

 メガバンク3行の断った理由は、
基金の参加すると、また”おかわり”がきそうというのです。
簡単にいうと、もっと資金を追加してということです。
関係者の中には「ほとんど振り込め詐欺では・・・」という意見もあったようです。
(本日付け、日経金融新聞、1面より)

 それだけ、この問題は解決の糸口が見えないのです。

 日本株の売り越し額は約2兆で、ここ10年間で最大です。
個人投資家の日本株離れは鮮明です。
 昨日、日銀が「景気、足元は減速」と3年ぶり、景気判断を下方修正しました。
買う人がいなければ、どんなに良い材料が出ても、株価は上がりません。

 自国もおぼつかない時に、
「米国がくしゃみをしたら、日本は風邪をひく」といわれているのに大変です。

 失われた10年を無駄にしたくないです。

 

 

12.21(金)17:00 レバレッジには意味が無い!?

 レバレッジが低いから安全、高いからリスクが心配といわれる方がいます。

 弊社ですと、ゆうゆう20とわくわく100があります。
 上記の2つとも,例えばドル/円の損益計算方法は、
「±値幅×10,000通貨単位×口数」で計算される為、
同じ値幅で、同じ口数で利用した場合の損得は全く一緒です。
損益計算でレバレッジ時は関係ありません。

 違いは、1口当たりの証拠金だけです。
ゆうゆう20で、10口やろうと思えば、50万円必要です。
わくわく100で、10口やろうと思えば、10万円で済みます。
 どちらが、資金効率が良いかというと、わくわく100です。

 では、レバレッジの正体はというと、
例えば、1ドル=110円としましょう。
ゆうゆう20もわくわく100も、10,000通貨単位の取引ですから、
日本円で、110円×10,000通貨単位=110万円分です。

 この110万円を、ゆうゆう20とわくわく100の1口当たりの証拠金で割った数字が、
レバレッジです。
 ゆうゆう20は、110万円÷5万円=22
 わくわく100は、110万円÷1万円=110です。

 この22と110が、レバレッジと呼ばれるものですが、
その時の為替レートが変われば、レバレッジも変わります。

 では、一体この数字にどんな意味があるのでしょうか?
実は、言葉だけひとり歩きで、はっきり言えば、あまり意味はありません。

2007年12月24日

12.24(月)15:00 ドル/円上抜け

 ドル/円は、約1週間のレンジ内相場(112.70-113.55)を抜け、
現在114.05位です。
 
 レンジ内相場のように、相場がどちらに振れるか分からない時、
逆指値注文は有効です。
 レンジの上限と下限に2本逆指値注文を出しておけば、
どちらかは成立し、どちらかは成立しないのですから。
 長いものには巻かれろです。
 弊社システムは、12月25日(火)14:00から12月27日(木)17:00まで、
お休みですから、今日は「利食い千人力」という方針の方がリスクが少ないと思います。

 ドル/円は113.55を上抜けしていますから、
予想として115.90位まではありそうです。

 また、予想する場合、時間軸がとても大切になってきます。
1日か、1週間か、1ヶ月か、3ヶ月か、1年か、
それによって、見る指標、ファンダメンタルズ、チャートの見方等も違ってきます。
 例えば、「大局的にはこうだが、こういう指標が出てくると、
一時的にこうだ」という具合に。

 上記の予想は1-2週間位です。

 大局的に2008年のドル/円の見通しについては、
JPモルガン・チェース銀行は、97-118円、
三菱東京UFJ銀行は、100-117円、
ドイツ銀行は、108-120円と予想しています。

 私は、ドル/円は、今後1-2ヶ月位で、再度107円を試すと考えています。

※ホームページ上に掲載する情報については、
その内容を保証するものではありません。
 リスク、損失のある取引ですから、
お取引内容を十分にご理解した上で、
ご自身の責任と判断でお取引をお願い致します。


 

12.24(月)20:00 ドルは弱い!?

 昨日、ドル/円は約80ポイント上昇しましたが、
ドルは本当に強いのでしょうか?

 比較対象がたくさんあるのが、FXの良いところです。

 ユーロ/ドルは、昨日約60ポイント上昇しています。
つまり、ドルはユーロに対して弱いといえます。

 ドル/カナダドルは、昨日約85ポイント下落しています。
つまり、ドルはカナダドルに対して弱いといえます。

 オーストラリアドル/ドルは、昨日約90ポイント上昇しています。
つまり、ドルはオーストラリアドルに対して弱いといえます。

 ニュージーランドドル/ドルは、昨日約15ポイント上昇しています。
つまり、ドルはニュージーランドドルに対して弱いといえます。

 ポンド/ドルは、昨日0.004ポイント下落しています。
つまり、ドルはポンドに対してはわずかに強いといえます。
しかし、現在のポンドは来月の利下げを織り込みつつあり、
ほとんど全ての通貨に対して弱いのです。
 その証拠に、ユーロ/ポンドは現在0.7262-67と、
ユーロ誕生以来最高値を取られています。

 このように、ドルは円以外の通貨に対しては弱いのです。

 ドル/円は、10月15日117.92をつけ、
11月26日107.24まで下落しました。
現在は、下落幅の約61.8%を戻してきました。

 米国経済に対する、新しいニュースが出てこないと、
売り場探しになりそうです。

 

 

2007年12月25日

12.25(火)00:00 ユーロ/ポンド買い方針!?

 ユーロ/ポンドの値段は、87年に0.7164、89年に0.7218、90年に0.7219、
98年に0.7183、03年に0.7254の高値をつけており、
現在は03年の高値と同じ位です。

 ユーロ/ポンドは、買い方針で、07451位までありそうです。

 考え方的には、ドル/円のここ1週間の上限は113.55で、
ユーロ/ポンドの上限を、0.7254だとすれば、
ドル/円と同じように、この値段を上抜ければ、上ということです。
 ドル/円のレンジの期間が、1週間という短い時間に対して、
ユーロ/ポンドは、何年という長い時間ですから、
この値段を上抜るということは、単に相場的要素ということだけでなく、
経済の構造自体が変化してきたということです。

 今日か、明日か分かりませんが、日足ベースの終値で完全に抜け切ったら、
目先の上げ、下げにかかわらず、長期スタンスの買い方針で望みたいです。

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 リスク、損失のある取引ですから、
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12.25(火)15:30 システム稼働時間の改定

 「収穫12.24(月)15:00 ドル/円上抜け」で書きました、
システム稼動時間に改定がありました。
 今週は、明日12月26日(水)17:00から、12月29日(土)6:30までです。
詳しくは、弊社ホームページをご覧下さい。

2007年12月26日

12.26(水)14:55 不安心理と安心感

 FXのマーケットは、1日約250兆円のお金が運用されています。
東証の1日は約2兆円です。
 日本が昼の時、時差14時間ある米国からも、マーケットに参加しているように、
FXのマーケットは眠らないのです。そこには、多くの人が参加しています。

 マーケットがなぜ動くかというと、
単純に買いが多ければ上がるし、売りが多ければ下がります。
その上げ、下げの判断材料になるものが、ファンダメンタルズと言われている、
株価、金利、経済成長率、財政収支、貿易収支、要人発言等です。
 また、ローソク足等チャートを使った各種の指数もそうです。

 ただ、私が一番気にかけていることは、マーケットにある不安心理と安心感です。
 
 例えば、「土地神話」という安心感があれば、
実勢価格よりかなり高い土地でも、買い手がつき、土地の値段はさらに上がり、
バブルをつくります。
 また、今年8月にサブプライムが問題視されたとき、
世界中のどの金融機関にどれだけの不良債権があるのか具体的に分からなくても、
これからどうなるかという不安心理で、マーケットは大崩しました。

 良くも悪くも、ファンダメンタルズに代表されるような計量的分析では、
相場の予測をしきれません。いくらテストの点が良くても、
それだけで人間の優劣を決められないのと同じです。

 例えば、車で新しくできたショッピングセンターまで出かけようとしましょう。
そこまで行くにはと、最短コースで行くことを考えるはずです。
人間というのは合理的にものを考えるものだと思うかもしれません。

 人間の脳というのは、
「大脳辺縁系」と呼ばれる、脳の中で最も古い部位で、
動物として生きていくための機能や感情をつかさどる部分と、
「大脳皮質」と呼ばれる、生物の進化とともに進化してきた、
理性をコントロールする部分があります。

 私たちが判断、選択する部分の多くは、大脳辺縁系で行われています。
 
 この意味するところは、自分自身いくら合理的にものを考えているようでも、
大脳辺縁系という感情をつかさどる部分で決定されているということは、
その影響を受けないわけがないということです。

 ですから、「見切り千両」、「利食い千人力」が出来なくても、
当たり前ということもいえます。別に自分自身を悲観する必要はありません。
そういう人の集まりが、1日250兆円動かしているのですから。

 これから発表される米国の経済指標はサブプライム問題の影響で、
良くはないでしょうが、問題はそれをマーケット参加者がどう思うかです。
不安と思うか、予想内と思うのかでドルをはじめ通貨の動きが決まります。

 数字で表せないだけに、マーケットは動かなくても、
値段くらいは眺めておいたほうが、良さそうです。


12.28(水)20:10 ユーロは別格!?

 米国は、政策金利を8月から0.5%、0.25%、0.25%と3回下げて、
現在4.25%です。
 イギリスも、今月0.25%下げて、5.50%です。

 どちらの国も、今後数回にわたる利下げはありそうです。

 日本は、現在0.50%です。
 どんなに経済が悪くなっても、物理的にほぼ下げようのない水準です。
 こうなってみると、今年2月あたり上げるタイミングがありましたが、これを逃し、
8月には米国の経済が悪くなりそうだったので、お付き合いで利上げを見送りました。
その結果、今度日本に景気減速という火の粉が降りかっかてきたとき、
打つ手がありません。
 0.25%づつ利下げしても、2回までです。
六本木ヒルズも終わりました。住宅投資の大幅な落ち込みが目立ちはじめています。
 リート(不動産投資信託)という不動産を証券化した金融商品も不調です。
 
 話が飛びすぎました。

 ユーロは、米国やイギリスに関係なく、インフレ率が3.1%と6年ぶりの高水準のため、
ヨーロッパ中央銀行のトリシェ総裁は、
「米英当局の動きに気をとられることはない」とはっきり発言しています。
 利上げを肯定するともとれる発言です。

 つまり、金利の動向が通貨の強弱を示すのであれば、
ユーロだけは元気が良いということです。

 ユーロ/ポンドは、最高値を更新しました。
今はクリスマスの影響で大きくは動いていませんが、今後期待が持てます。
 ユーロ/ポンドは、現在0.7282位ですが、
0.7237以下で買い方針、目標は0.7363まで。
もっと上はあると思います。
 
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2007年12月27日

12.27(木)15:50 為替レートについて

 NHKのニュースでやっているドル/円の値段と、
弊社で取引されている値段が違うとご質問がありました。
 また、ニュースでは値段が動いているのに、弊社では動いていないと。

 FX市場での値段のつき方と株式市場での値段のつき方は違います。

 例えば、株式市場と東京の築地卸売市場でのさんまの値段のつき方は、
みんなが集まって、値段を決めるという点においては似ています。

 築地卸売市場で仕入れたさんまを、
同じ商店街のAという魚屋では100円で、
Bという魚屋では200円で売っていたとしましょう。

 みなさんB店では買わずに、A店で買いますね。
価格競争原理が働きますので、B店では値下げをします。
 お客様には出来るだけ安く、店としては利益が上がるような値段ということで、
A店、B店ともさんまの値段の差は大きくは違わなくなります。
A店が100円なら、B店も同じ位にという具合に価格の平準化が起こります。

 しかし、平準化が起こるといっても、A店ではさんまが99円で、
B店では101円ということはありえるように、
FXの世界でも、A店では1ドル=110.00、
B店では110.05と違ってきます。

 また、同じ商店街でもA店ではお店を開いていますが、
B店ではお休みということもあります。
これもFXの世界では同様です。


 

2007年12月28日

12.28(金)14:20 お詫び

 昨日、関東財務局長より、
弊社の金融先物取引業務(外国為替証拠金取引業務)に対して、
業務停止命令並びに業務改善命令を受けましたことにつきまして、
心からお詫び申しあげます。

 京都清水寺の今年を代表する一字が「偽」という世相の中、
私の信義にも反する部分でもあり、お詫びのしようもありません。

 業務停止は来月15日から、2月14日までです。

 業務停止期間中であっても、ご出金と決済注文は出来ます。
新規建玉注文は出来ません。

 このブログは、通常通り続けます。

 誠に申し訳ございませんでした。
 
 

12.28(金)16:30 日本の政治

 今年、ジャスダック、マザーズ、ヘラクレスの振興3市場は、
売買代金が約15兆円と昨年から半減しました。
 3市場平均で株価は年初来3割下落しました。

 このような状況の中で、ジャスダック証券取引所は、
大阪証券取引所のヘラクレス市場と統合する予定だそうです。

 米国は、サブプライム問題があっても、
Googl(グーグル)は、時価総額で日本のすべての企業を抜き去りました。
 ナスダック指数が今年約12%上昇しているように、
米国の先端企業、振興企業は成長しています。

 ところが、日本の振興市場は先ほどの通りで、
今年も上場廃止が約60社あったそうです。
 
 私が一番心配しているのは、低迷している株価のことでなく、
将来、日本で世界を代表するような企業が出てくるのかどうかということです。

 今度、衆議院の総選挙があると思いますが、
年金、役人の不正、政治資金、給油問題、天下り、地域の格差と、
こんな所でしょうか。いつまでたっても、同じことをしています。
 今の日本の国内情勢では、選挙の争点が、
目先の人気取り政策に陥りやすいのです。
どれも重要ですが。

 自民党の誰が公認になるかなんて辟易です。
民主党の政権をとるための政策も同様です。

 どれだけ遠くを見ているか、政治のトップには必要です。

 

12.28(金)20:10 動き出す!!

 クリスマス休暇明け、しかも証券は大納会で、
今年の日経平均株価は、前日256円安の15,307.78で終わりました。

 FXはお正月もありますが、かなり動きそうです。
(お休みは1月1日午前2時から、1月2日午後17時までです。
それ以降は平常通りです)

 ドルは、クリスマスの個人消費もそれほど良くなく、
大手金融機関の子会社のサブプライムによる貸借対照表(バランスシート)が、
心配されるなど、安くなるでしょう。
 ドル/円は、112.73以下で売り方針。
目標は110.93です。

 ポンド/円は、ここ最近ドル/円が上がっていたので、
なんとか踏ん張っていますが、
219.32を割ったら、売り方針で1日で投資金5-10倍なんてこともあるかも?
あくまで予想ですが、狙う価値はあります。

 ユーロは、経済状態が良く、
ユーロ/ポンドは、現在0.7351位ですが、
「収穫12.28(水)20:10 ユーロは別格」で書いた通り、
0.7363に迫る勢いで、これを抜けたら青天井かもしれません。
ユーロ/ポンドは成り行きでも、買い方針。
どこまで上がるか、手がつけられなくなるかもしれません。

 ユーロ/ドルも同様です。
8月からの上げ幅の38.2%の押し目を形成して、
現在1.4700位ですが、1.4751を抜けたら買い方針。
目標は1.5000です。

 ドル/カナダドルは、現在0.9789位ですが、
ドルが弱くなりそうなので、売り方針。
目標は0.9652です。

※ホームページ上に掲載する情報については、
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2007年12月31日

12.31(月)18:50 政局安定を目指せ!

 クリスマス休暇明け、顕著なドル安となっています。
ドルは、ユーロ、オーストラリアドル、ニュージーランドドルに対して、
安くなっています。円は、必然的に円高となります。

 トヨタでは、1円円高になると約350億円の為替差損がでるといわれています。
もちろん、為替予約をして保険は掛けているでしょうが、
他の輸出企業も含め、円高によって企業業績が悪くなることが予想されます。

 また、本来円高によって、輸入品は安くなるはずですが、
現状の通り、値下がりどころか、商品市況高騰の影響を受け、
値上がりしています。円高の恩恵を受けていません。

 円高による景気減速と物価上昇による個人消費の減退。
この意味するところは不景気です。
 日本が円安にしたくても、米国経済がそれを許してくれないでしょう。

 来年、日本の経済成長率は2%位と政府は予想してますが、
難しいのではないでしょうか。

 消費税を上げれば、個人消費は落ち込みますし、
米国が不景気になれば、日本も一心同体ですし、
経済が悪くなれば、政府の税収も減り、
財政の健全化、公共事業、医療、福祉等、
あらゆるところで影響が出てきます。

 今、ねじれ国会で政局が不安定です。
自民党は自分の都合しか考えていません。今、総選挙したら負けそうだと。
だけど、このままでは法案が通らないから大連立だと。
 総選挙をした結果、衆議院の第一党は自民党でも民主党でも、
民意に従えば良いのではないでしょうか。
 その上で、法案が通らない状況になって、
はじめて協力体制を敷くのが筋ではないかと思います。

 日本経済は米国経済と為替で手足を縛られる格好になっています。
色々な経済指標を基にした経済予測はあてになりません。
なぜなら、サブプライム問題という、
20年に1回位の経済を揺るがす大きな問題を抱えているのですから、
いままで使っているものさしでは、予測しえないのです。

 ですから、自己中心的な、国内で内輪もめをしている場合ではないことに、
早く気づいてほしいのです。
 まず、日本国内の政局を安定させることが重要です。
 今流行の政府系ファンドはお金が余って、投資したくてしょうがないわけですから、
日本の政局が安定すればどんどん出資してきます。
 日経平均株価も上がって、景気も良くなってと考えられます。

 総選挙は早く行うべきでしょう。
風邪はひき初めが肝心です。

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