昨日、NYダウは約44ドル高で終わりましたが、
米国小売売上高が、市場の予想より1.2%良かったためです。
しかし、その原因を考えると、
原油高による物価の押し上げ分を無視するわけにはいけません。
日本でも、原油高の影響で、カップラーメンやチーズ等色々なところで、
値段が上がっていることを考えると、
今回の米国小売売上は、景気が良くて小売が良くなったのと、
全く違うのです。これを、鵜呑みには出来ません。
その裏側にある米国大手証券リーマンブラザーズの9-11月決算は、
前年同月比12%減っていることに注意しなければならないでしょう。
そして、ドル/円は確かに相場ですが、
市場に参加しているのは何も投資家ばかりではありません。
日本ではトヨタやソニーに代表されるような輸出企業も為替市場に参加しています。
日本の輸出企業は、社内の為替レートを110円以上で設定している所が多いです。
もし、110円より円高になると予想すれば、ドル売り円買いの為替予約をします。
現在では、そうなりそうと予想する企業が多く、
ドル/円が111.30以上では、輸出企業による実需のドル売り円買いが入り易いので、
ドル/円は頭が重くなります。
日経平均株価は、今日も安く終っています。
この2日間、NY市場と日本市場は真逆の動きをしています。
チャートの動きとファンダメンタルズが一致しておらず、
大きなリターンを狙う位相場でなさそうなので、
リスクをとってまでやる価値がというところです。
クリスマスや年始・年末のマーケットは、変則的ですから、
弊社ホームページのお知らせの欄で確認して下さい。





