NY原油は正月明け一時100ドル/バレルをつけましたが、
いよいよ米国景気後退局面を向かえ、
昨日は95.06ドル/バレルで終わっています。
米国も、かつての日本と同じように土地という資産バブルを作り、
はじけさせました。
土地は、FXでいうところの売りのルールがありませんので、
下落すると誰も儲かりません。ですから、被害は甚大なのです。
米国の景気減速は、消費を減退させ、在庫を積み上げます。
積み上がった在庫の値段は下落します。
需要と供給のバランスで、物が多ければ値段は下がり、
物が少なければ値段は上がります。
これは、原油も例外ではありません。
原油の値段が下がって一番困るのはどこでしょう。
中東の湾岸諸国やロシアです。
これらの国は、原油高を背景に政府系投資ファンドを通して、
米国のサブプライムで打撃を受けたシティーグループやメリルリンチ等に、
資本参加しました。
これがなければ、米国の大手金融機関は倒産の憂き目にあっていたでしょう。
しかし、原油が急落した場合、同じことは出来ないでしょう。
投資はファンダメンタルズも重要ですが、気持ちも重要です。
米国のように経済が悪いところには投資できませんし、
中国のように経済が良いところは、いつ悪い国の影響がでるのか不安になります。
ですから、今まで可も無く不可もないところに注目が集まります。
それが日本、スイスです。
円(JPY)やスイスフラン(CHF)が他の通貨に対して強くなりそうです。





