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2008年07月 アーカイブ

2008年07月02日

07.02(水)10:20 膠着状態か

 米国経済に関する関心度合いは大きくなっていると思われ、
本日の日経新聞の一面にもISMの経済指標発表がでていたくらいです。
 その発表結果は50ポイントという景気の分かれ目をかろうじて上回ったものの、
今の原油高騰と米国経済状況を考えると手放しに喜べません。
 ですから、日経平均株価が9日連続して下落している状況を
180°転換するのも難しいのではないでしょうか。

 ユーロ/円の日足は、2日連続で21日移動平均線を一時割りましたが、
2日ともNY終値ではこれを上回っております。
 しかし、ボリンジャーバンドの+1シグマを復活していませんので
本調子ではありませんが、21日移動平均線の傾きに変化が無い以上、
上昇傾向は続くと思います。

 また、ドル/円は、現在21日移動平均線より下に位置しているので
軟調な展開となっておりますが、日足で2日間下ひげを大きく伸ばしているので、
材料的には米国金融機関の不安材料が注目されていますが、
基本的に買い場を探したほうが投資としては妙味が大きいと思います。

 明日、米国雇用統計、失業率、ユーロ圏の政策金利と
それに伴うトリシェ総裁の発言がありますので、
本日は動機薄の展開となるのではないでしょうか。

2008年07月03日

07.03(木)08:15 ゆで蛙

 「ゆで蛙」、世界経済を象徴している言葉だと思います。
いきなり熱湯に蛙を入れたら、蛙は熱くて飛び出しますが、
水からゆっくり暖めていくと蛙は気づかず、茹で上がってしまうという例えです。
 1965年の山一證券が戦後初の日銀特融を受け、
「昭和40年不況」と呼ばれ多くの事業会社が苦境に立たせられたときのように、
日経平均株価は48年ぶりに10日連続で下落しました。
 NY原油は昨日も上場最高値を更新しており、
歯止めがかからない状況になっています。
 原油市場に流入する資金の制限をしたらどうかという
安易な議論がTVで放送されていますが、規制をかければかけるほど、
原油市場は高騰を続けるでしょう。
 なぜかと言えば、90年台のイギリスの通貨防衛や
アジア危機といった状況の中で、
為替の介入に始まるあらゆる人為的介入は功を奏さないことが
すでに証明されているからです。マーケットは怖いものなのです。
 この原油高騰に歯止めをかけるにはドル高政策しかありませんが、
現在その実現は?マークです。
 本日21:30に発表される米国雇用統計、
失業率に改善が見られるのであれば
次回の米国政策金利の引き上げが可能な環境が整い、
歯止めがかかるかもしれませんが、
そうでなかったときは日本がゆで蛙にならない政策をとる必要があります。
具体的には利上げによる円高政策です。
 円高であれば海外から輸入する原油等のコストダウンに繋がります。
幸いまだ利上げをしても耐えられる力があるうちに利上げをしておかないと、
現状0.5%という先進国の中でも最低の異常ともいえる低金利ですから、
仮に日本が不況の陥った場合、
下げようにも下げられない金利では日銀は打つ手なしとなります。
 日銀は政策金利を引き上げるべきです。

2008年07月04日

07.04(金)10:20 ユーロは売れない

 ユーロは売れない。
昨日ユーロ圏は0.25%の利上げをしたものの、
その直後のトリシェECB総裁が今後の利上げを否定したことと、
逆に今年中に利下げがあるのではないかという憶測からユーロは下げました。
ユーロ/ドルもユーロ/円も、
日足ベースのボリンジャーバンドの+1シグマを割りました。
瞬間下落基調に見えます。

 しかし、ユーロも利下げ、ドルも利下げとなった場合はどうなるのでしょう。
日本人は、バブルを経験しています。
これは、日本が低金利政策をとったために、起こったことです。
つまり、金利を下げると、お金が借りやすくなり、
お金が余り、余ったお金が株式相場に流れ込むとバブルになります。

 もしこれが世界的に起これば、日本のバブル比ではありません。
余ったお金は原油相場に向かうでしょう。
ですから、原油高=ユーロ高という図式があるうちは、
うかつにユーロは売れないのです。

 本日の狙い目は、ドル/円の買いです。
200時間移動平均線が106.80付近で、これを超えれば、
21日移動平均線となり、これが107.10付近ですから、
大局的にこれを超えれば上昇基調となるでしょう。

 

2008年07月09日

07.09(水)08:25 ドル/円復活か?

 昨日のバーナンキFRB議長が、
金融機関への特別融資を来年まで延長することを決めたのをきっかけに、
安心感が広がりドル高となりました。
 
 ただし、米国らしいことは大手の金融機関を潰すことに
ためらいはないということです。
古いものが潰れ、新しいものが再生するという自然界の掟にも似た考え方は、
更に米国経済を活性化することに役立つという米国式の発想を
日本人が出来るかといったら疑問です。
 日本は今まで護送船団方式でしたから、
それが規制緩和が進んで自由化になったとしても、
農耕民族と狩猟民族の差はでます。

 ドル/円は、一時21日移動平均線を割ったものの、
NY終値では復活しています。
 本日はその上昇トレンドを維持するものと思われますが、
問題は200日移動平均線が107.60付近にあり、
これを12回くらいチャレンジしていますが、
未だにNY終値で上抜け切れていないので、本日もそれがキーポイントとなります。

 上抜けすればドル/円復活です。

2008年07月11日

07.11(金)09:45 格下げか?!

 米国の、ファニーメイ(連邦住宅金融金庫)や
連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)の資本の増強が
必要と言われています。
 米国債に次ぐ信用力のあるトリプルAの格付けを受けているこれらが発行する債券が
格下げとなると米国の新たな不安材料となります。

 また、現状顕在化している原油問題で、
米国の議員らは原油を上場している取引所(NEMEX)の関係者を呼んで
公聴会を開き、なんらかの規制を訴えておりますが、
取引所というものを理解していないようです。
取引所というのは出来高至上主義なのです。
出来高といって売買してくれる参加者がいなくなっては
取引所の存在意義を失います。
 ですから、取引所が自分自身で規制をかけるということは、
自分で自分の首を絞めるようなもので、やるわけがないのです。
ましてや、自由主義、資本主義、規制緩和を掲げる
米国の世界最大のエネルギー・商品先物取引所のNYMEXが
保護主義政策を取るとは思いません。
ですから、昨日の原油が再度140ドル台に乗せています。
 このような状況の中で、ドル/円は200日移動平均線に抑えられています。
また、21日移動平均線が横ばいとなってしまっている以上、
上昇は難しく、日柄的には下落する可能性が高いと思われます。

2008年07月14日

07.14(月)09:15 ドル下落へ

 米国のファニーメイ(連邦住宅金融金庫)や
連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)の増資が必要ととの見方から、
先週末のNYダウは約120ドル下落しました。
 その後FRBや米国財務省がこれらに支援することを表明しました。
 ただし、これによって米国経済の脆弱さがあらわになったことと、
NY原油が最高値を更新したことで、
燃料コスト高による企業利益や
消費支出への影響をめぐるセンチメントが悪化したことによって、
ドル売りに拍車がかかると思われます。
 ドル/円の日足ベースでは、21日と200日移動平均線の傾きから推測すると
ゴールデンクロス形成は難しく、再びきついデッドクロスとなりそうです。
フィボナッチ・リトレースメントからは103.70付近が予想されます。

2008年07月15日

07.15(火)17:45 お電話で

 すいません、書く暇が無いくらい、レートが動いています。
また、チャンスだらけです。
詳しくは お電話でお願い致します。

2008年07月17日

07.17(木)10:40 戻り売り

 昨日、米国バーナンキFRB議長が、
インフレを警戒することや為替介入に関する内容のについて言及があったことにより、
ドル/円は上昇しました。

 大局的に、米国のファニーメイ(連邦住宅金融金庫)や
連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)等の金融不安は再燃しており、
基本的にはドル売り基調に変化はなさそうです。

 ドル/円は、ボリンジャーバンドの-2シグマの106.70付近が
売りのポイントとなるでしょう。

 一方、NY原油が2日連続で急落しており、
レーショニングがではじめています。
 そのためユーロは軟調な展開となっており、
ユーロ/ドルは、21日移動平均線が上昇基調ですが、
日足ベースでボリンジャーバンドの+2シグマを割っており、
一方的な上昇は難しくなっております。

 よって、ユーロ/円は、ドル/円とユーロ/ドルの下落の影響を受けると思われ、
昨日は上昇しましたが、
ボリンジャーバンドの-2シグマの166.90付近が売りのポイントとなるでしょう。

 ドル/円もユーロ/円も戻り売りですが、
上記の値段はあくまで、客観的なデータに基づいており、
相場は思惑(スぺキュレーション)が働きますので、
神のみぞ知るという部分がありますことをご理解ください。

2008年07月18日

07.18(金)08:25 ドル/円売り!!

 昨日発表された米国住宅着工件数と
JPモルガンの決算については、眉つばものと考えたほうが良いかもしれません。
 まず、6月の住宅着工件数ですが、
前月に比べて9.1%の大幅な伸びを示しています。
これは、7月からニューヨークの建築基準が変わり、
駆け込み着工による特殊容認が原因です。
 ということは、来月のこの指標は今月の反動が出るはずです。
 また、JPモルガンの決算は前年同期比53%減ですが、
アナリストの予想を上回ったことが好感され、
NYダウの押し上げ要因となっていますが、
マーケット終了後に発表されたメリルリンチの悪い決算内容は
昨日のNYダウに反映されていません。
 チャート的にドル/円は、一時107円台に乗せたものの、
いつも通り200日移動平均線に頭を押さえられています。
 そして、NY終値も21日移動平均線をキープ出来ませんでした。
 仮にドル/円が本格上昇するのであれば、
金利引き上げという条件が必要なはずです。

 よって、ドル/円は戻り売りで勝負したら面白いと思います。
予想は107.20付近の売りか、
106.60の付近の売りがあげられます。

2008年07月22日

07.22(火)08:20 200日移動平均線

 昨日の米国バンク・オブ・アメリカの第2四半期の決算が発表され、
一株あたりの利益が0.72米ドルと市場の予想 0.54米ドルを
上回ったことが好感されました。
 しかし、米国リーマンブラザーズから米銀大手シティ・グループの
目標株価を従来の31ドルから28ドルに引き下げることが発表され、
結局これが響いてNYダウは下落しました。
 ここ数日のNYダウとドルの上昇は、
米国の空売り規制による買戻し中心であり、買戻しがほぼ一巡すれば、
200日移動平均線をまたしても超えられなかった効果がでてきそうです。
 また、一日約250兆円の売買代金を誇る巨大為替マーケットに
空売り規制や為替介入など人為的な規制による効果は剥げ落ちるはずで、
そうなると米国の金融不安が再燃され、
ドルは中期的には軟調な展開となるでしょう。
ドル/円は200日移動平均線の107.10付近の売りで勝負です。

2008年07月23日

07.23(水)08:50 ドル/円買いへ

 米国大手銀行ワコビア有価証券や住宅ローン債券の
価格下落による損失として、約6700億円を計上し、
あらためて金融不安が再燃しました。
 ところが、米国政府はファニーメイやフレディーマックへの
公的資金の注入支援策を打ち出したこと、
NY原油が需要減退による下落で、
NYダウは引けにかけて約135ドル上昇しました。
 そして、ドル/円は重要な200日移動平均線を超えて終わりました。
何回もチャレンジして上抜けしなかった抵抗を抜けた意義は大きく、
ドル/円は押し目買い方針に転換した模様です。

2008年07月24日

07.24(木)09:05 利食い場面?!

 米国で政府系住宅金融機関(GSE)支援法案が
米下院議会を通過して、上院に送られ、
今週内に成立する見込みとなったことから、
フレディマックの株価は11.3%高、ファニーメイの株価は11.9%高となりました。
 反対にNY原油は3.96ドル安の124.40まで下落しました。
アナリストによると、米証券取引委員会(SEC)による金融株の空売り規制を受け、
一部のヘッジファンドはこれまでとっていた原油買い/金融株売りという
ポジションの巻き戻しに動いており、
これが金融株の上昇と原油価格の下落につながった可能性があると指摘います。
その結果、ドル/円の上昇しました。
ドル/円の上昇トレンドは継続中ですが、
108.20付近はリミットの一つの候補です。

2008年07月28日

7.28(月)16:15 ホームページ

 先週土曜日から、新しいホームページがリニューアルされました。

 「マーケット情報」の中の「マーフィーレポート」と「だいまん daily FX」は、
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ご参考にしてください。

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2008年07月30日

7.30(水)08:35 ユーロ注意!

 米国7月消費者信頼感指数が予想50.0に対して、結果51.9となったことと、
前回分の数値が50.4から51.0に上方修正されたことで、ドル/円は上昇したものの、
年後半に米国はリセッション入りするのではないかという、
米国の金融不安が根底にはあるため、108円の前半で伸び悩みました。
 本日、明日は外貨建て投資信託の設定が控えており、
実需でのドル買い圧力があるので、底堅い展開が予想されます。
 一方、原油価格の下落とインフレリスクの後退、
最近発表されているユーロ圏の経済指標が以前より悲観的な内容となっていることで、
ユーロの下落には注意が必要です。
 ユーロ/ドルの21日移動平均線の傾きは下向きであり、
また、ユーロ/円も21日移動平均線を割って終わると、
下落基調に転じる可能性が強いと思われます。

2008年07月31日

07.31(木)08:40 ドル/円はレンジ内?!

 NYダウは、SECによる空売り規制延長や、
ブッシュ米大統領が住宅公社支援法案に署名したことなどを受け、
金融株を中心に、約186ドル高上昇しました。 

 NYダウのと反比例の関係にあるのが商品市況です。
投資マネーを動かしているファンドは、
その資金を銀行からの借金でまかなっているケースが多く、
一般投資家は運用しなければ、プラスもでないかわりにマイナスもでませんが、
ファンドは運用しなくても、借りた資金には金利を支払わなければならず、
よって、一般投資家のように資金を寝かせておくというわけにはいかないのです。
 
 どうやら、現在商品市場に流れていた資金が株式市場に戻りつつあります。
とういことは、今まで原油市場に流れていた資金が細ってくるというこは、
原油高の恩恵を受けていたオーストラリアドル/円、
ユーロ/円は下落する可能性があります。注意が必要です。

 本日は、明日の雇用統計を控えてレンジ内取引となりそうです。
ドル/円は107.70-108.30を予想します。

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