注目された米国FOMCの声明文は、
インフレと景気下振れリスクの両方に配慮する形で発表されており、
結果としてドル/円の動きにはあまり影響を与えませんでした。
それにかわって、原油価格が下落したことにより、
米国経済の圧迫材料が軽減して、ドル/円は底堅い展開となりました。
今後、ドル/円は米国雇用統計、FOMCと大きなイベントを無難にこなしたので、
108円台で底固めができれば、ドル/円買いに対する安心感が広がり、
110円台を目指す展開となるでしょう。
一方、この原油価格の下落は、
資源国通貨のオーストラリアドル/円の下落につながっています。
一部では、サブプライム問題の影響で、
米国の個人消費が大幅に落ち込んでいるようですが、
米国以上にオーストラリアの個人消費の落ち込みが見込まれているようで、
7.25%という高金利が足かせとなってオーストラリア経済に悪影響を与える可能性があります。
オーストラリアドル/円は、
日足ベースのボリンジャーバンドでは-2から-3シグマの間を動き、
勢いよく値段を下げており、
フィボナッチ・リトーレースメントの50%戻しにあたる96.30付近まで
下落する可能性があります。
今、マーケットは原油価格が一番の関心事項となっており、
NYダウも、為替もその影響を大きく受けております。
昨日、弊社では原油に関するセミナーを開いており、
集中豪雨の影響もありましたが、かなりご満足いただける内容だったようです。





