日本のバブルのはじけたときを思い出します。
土地神話の崩壊が始まったのは、まず東京です。
その時、大阪は、東京の地価が下がり出しているのにもかかわらず、
地価は上昇していました。
しかし、その1年後、大阪の地価も暴落し始めて、バブルがはじけたのです。
東京から、大阪まで約500キロメートルですが、
経済の影響が波及するのに1年かかったわけです。
本日の日本経済新聞に「ユーロ圏、初のマイナス成長」という記事が、
一面に掲載されていました。1999年に通貨統合されて以来、初めてということです。
この間ユーロは誕生以来上がり続けました。
ユーロ/円は、1999年に約100円だったものが、今年約170円まで、
ユーロ/ドルは、1999年に約0.9000だったものが、今年約1.6000まで、
大幅に上昇しました。
現在のユーロの値位置はどちらとも歴史的高値にいることが分かります。
話を戻します。
東京を米国、大阪をユーロ圏と考えたらどうでしょう。
つまり、東京を震源とした地価下落は大阪まで1年かかりました。
米国を震源としたサブプライム問題も、ユーロ圏に達するまでちょうど1年です。
ユーロ圏のGDPがマイナス成長になっている理由は、
米国のサブプライム問題によって世界的な景気後退が鮮明になってきたためです。
今から、昨年の米国経済が崩壊したように、
ユーロ経済も崩壊に向かう可能性があると思います。
これは、昨日発表された経済指標から推測されます。





