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2008年09月 アーカイブ

2008年09月02日

09.02(火)10:15 クロス円下落へ

 昨年8月の米国サブプライム問題から波及した世界的経済減速が顕著になっています。
昨日の福田首相の退陣劇や日本の景気後退入りもささやかれている中、
なぜ円高なのか疑問を持つ方も多いと思います。
 これだけを客観的にみると円安が妥当です。
 しかし、為替は1つの通貨ペアを構成する2つの通貨の力の相対的な比較です。
通貨の変動要因の中に政策金利があります。
その国の政策金利が上がれば、その国の通貨の力は上昇し、
逆にその国の政策金利が下がれば、その国の通貨の力は下落します。
 現在、ユーロ圏の政策金利は4.25%、イギリスは5.00%、
米国は2.00%、日本は0.5%です。
 先程の質問の答えは、日本の経済状態がどうであれ、
日本はこれ以上政策金利を引き下げる幅がありません。
日本は、政策金利面から見て下落するリスクが少ないので、
円安にはなりづらいのです。
 一方、ユーロ圏やイギリスは政策金利を下げる幅があるので、
仮に同じ経済減速懸念があっても、ユーロやポンドは円に対して売られるのです。
マーケットでは、ユーロやポンドは円に対してまだ、
2~3割り程度の下落が予想されています。
本日は、ファンダメンタルズや経済指標よりも、テクニカル的に大きく動く可能性があります。

2008年09月05日

09.05(金)09:25 徹底的に売り!!!

 今朝6時くらいから、ドル/円、ユーロ/ドル、ポンド/円が暴落し始めました。
昨年8月のサブプライム問題の再現を見ているようです。
この問題の影響が、池に小石を投げてできた波紋のように、
世界中に広がりつつあるのが良く分かります。
 
 昨日、ECBは景気について下振れリスクが高まってきていますが、
インフレも警戒したために、政策金利を据え置きました。
 しかし、今年4-6月のGDP(国内総生産)が1999年の通貨統合後、
初めてマイナス成長に転じたことから、
インフレよりも景気を重視すべき政策を取るべきではなかったのでしょうか。
 このような環境は、政策金利を引き下げなかったという事実でユーロを買うより、
この高い政策金利を維持するほうが難しいという憶測を呼び、
ユーロにとって売り易い環境をつくるのではないでしょうか。

 本日週末で、週足チャートが完成しますが、
サポートラインの1.4300を割って終わるようだと、1.3660が視野に入ったようです。

 ドル/円は、昨日発表された米国新規失業保険申請件数が
44.4万件と悪化していることから、
本日21:30の米国8月非農業部門雇用者数変化も悪化することが予想されます。

 ドル/円が下落するなら、これよりも、ユーロ/円、ポンド/円の
更なる大幅下落を狙いにいったほうが良いのではないでしょうか。

2008年09月09日

08.09(火)10:15 総売り局面へ

 昨日当社口座開設のお客様には「緊急速報」という形で、
相場情報や相場展開について、
リアルタイムで情報を発信した通りの展開となっているようです。
 ファニーメイやフレディーマックに米国政府が救済策を発表した効果で、
NYダウは289ドル上昇しました。米国の住宅価格はなお下落する可能性が強く、
大手証券リーマン・ブラザーズの経営危機は継続しているものの、
マーケットはひとまずこの救済策を好感しています。
 ユーロ/円、ユーロ/ドル、ポンド/ドルは、
先週末終値から今週始値の急騰したギャップ(窓)を完全に埋めました。
窓を埋めたということは、これらの通貨ペアのトレンドは、
依然として下落基調が継続しており、
ユーロ/ドル、ポンド/ドルは売り方針で大きなリターンが狙えそうです
(ボラティリティーが大きいので、リスクが高いことに注意してください)。
 また、窓埋めしそうな通貨ペアとして、ポンド/円、
オーストラリアドル/円、ニュージーランドドル/円があり、
少なくとも先週末終値近辺の値段は試しに行くと考えます。(し)

2008年09月11日

09.11(木)14:00 ユーロ激震

 昨年の米国サブプライム問題で、
大きく動いたドル/円のように、ユーロに激震が走っています。

 ユーロ/円は149.20を割ると、一気に130.00が見えてきます。
また、オーストラリアドル/円も、85.00を割ると、
下値がとても深そうです。

2008年09月12日

09.10(金)08:35 ユーロ・バブル崩壊

 本日の日本経済新聞に「ユーロ・バブル崩壊の様相を呈してきた」と、
「ユーロ・バブル」などという言葉もささやかれ始めました。
 ユーロが下落している理由は、
(1)2008年のユーロ圏の実質成長率を1.3%に下方修正したこと、
(2)4-6月期の成長率がユーロ統合以来、初めてマイナスに転じたこと、
(3)グルジア紛争が、地理的にユーロ圏と近いこと、
(4)世界的な景気減速が鮮明となり、
ユーロや原油に向かっていたマネーが細ってきていることなどが上げられます。
 ユーロ/円は週足ベースで昨年8月の149.20を割って終わるようだと、
130.00付近までの大幅下落が視野に入ってきます。
 一方、米国経済においては、リーマン・ブラザーズの救済において、
NY市場引け間際にバンク・オブ・アメリカの名前があがってきましたが、
米国経済の停滞色が強まってきていることもあり、
ドル/円は下落リスクがあります。また、
昨日からのクロス円の大幅下落も、円独歩高という現状で、
ドル/円の下落リスクに拍車を掛けるものと思われます。

2008年09月19日

09.19(金)11:30 不確定な時代

 158年の歴史に幕を下ろしたリーマン・ブラザーズですが、
米国大手証券第二位のモルガン・スタンレーも合併観測が浮上しています。

 今この瞬間、歴史的にめったにないところにきていることに、
我々は気づくべきでしょう。
 
 TVをみていると、
「私は、株(投資)をやっていないから、関係ないわ」というコメントを聞きますが、
毎月掛けている保険や、年金という身近な問題がでてくることに気づいていないのです。

 世界最大のAIGですら潰れかけたわけで、
保険会社がつぶれれば、自分の掛けているお金どうなるかわかりませんし、
掛け捨ての部分でなく、貯蓄・投資の部分でも逆ざやになって、
マイナス配当になる可能性もあります。

 株式相場が下げれば、年金資金は株式に投資していますので、
純粋に損します。我々が将来もらえるだろう年金もどうなるか分かりません。

 ましてや、1年おきに総理大臣がかわるご時世です。
新入社員ですら、業務を覚えるのに2~3年かかるのに、
1年で分かるわけでなく、判断もできないでしょう。

 自分の身は自分で守る時代で、
他人のせいにしてもどうにもならないでしょう。

2008年09月23日

09.23(火)12:55 下がるから売る

 よく、「前日上がったので、今日は下がるだろう」と予測する人がいます。

 コイントスであれば、表、表ときたら、次は裏と予想します。

 相場の場合、上げ、上げときたら、次も上げのケースが多いと思います。

 なぜなら、コインとスは表と裏の出る確率は50%ですから、
長くやっていれば、表と裏の出る確率は50%に近づくはずだからです。
 ですから、表、表ときたら裏も十分ありえるのです。

 しかし、相場の場合は、上げと下げの確率は50%ではないのです。
どちらかに偏りや圧力が掛かっているのです。
それは、ファンダメンタルズやテクニカル指標からくるものです。

 ですから、相場をやる場合は、
上がって高いから買い、下がって安いから売りという、
感覚的には受け付けづらい選択のほうが、
勝ちやすいのではないでしょうか。

 

2008年09月24日

09.24(水)09:35 一時的反発期

 各通貨ペアの1週間位の予想
ポンド/円:200.10
ユーロ/円:158.40
ユーロ/ドル:1.4900
ポンド/ドル:1.8800

 上記通貨ペアは、現在米国発のサブプライム問題の余波を受け、
基本的スタンスは下落と予想しますが、
米国政府の金融安定化策によって一時的反発期に入っていると考えます。

 

2008年09月26日

09.26(金)14:20 トレンド・レス

 現在ドル/円は105.65-68付近、ユーロ/円は154.66-71付近、
ユーロ/ドルは1.4639-42付近です。

 1時間足では、21時間移動平均線がほぼ横ばいであることから、
急落すれば戻されると思いますし、
急騰すれば反落すると思います。

 本日はトレンド性があまりないので、
逆張り対応で望みたいです。

2008年09月30日

09.30(火)09:15 NYダウ最大の下げ幅

 米国下院にて金融安定化法案が否決されたことにより、
NYダウは、過去最大の下げ幅777ドルを演じ急落しました。

 仮に上院で可決され、再度下院で審議されたとしても、
金融安定化のための法案としては骨抜きになる可能性があり、
NYダウは再度下落をたどるでしょう。

 ドル/円は103.50を割ると100.00を試すでしょう。

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