昨年8月の米国サブプライム問題から波及した世界的経済減速が顕著になっています。
昨日の福田首相の退陣劇や日本の景気後退入りもささやかれている中、
なぜ円高なのか疑問を持つ方も多いと思います。
これだけを客観的にみると円安が妥当です。
しかし、為替は1つの通貨ペアを構成する2つの通貨の力の相対的な比較です。
通貨の変動要因の中に政策金利があります。
その国の政策金利が上がれば、その国の通貨の力は上昇し、
逆にその国の政策金利が下がれば、その国の通貨の力は下落します。
現在、ユーロ圏の政策金利は4.25%、イギリスは5.00%、
米国は2.00%、日本は0.5%です。
先程の質問の答えは、日本の経済状態がどうであれ、
日本はこれ以上政策金利を引き下げる幅がありません。
日本は、政策金利面から見て下落するリスクが少ないので、
円安にはなりづらいのです。
一方、ユーロ圏やイギリスは政策金利を下げる幅があるので、
仮に同じ経済減速懸念があっても、ユーロやポンドは円に対して売られるのです。
マーケットでは、ユーロやポンドは円に対してまだ、
2~3割り程度の下落が予想されています。
本日は、ファンダメンタルズや経済指標よりも、テクニカル的に大きく動く可能性があります。
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2008年09月02日 10:15に投稿されたエントリーのページです。
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