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投資で収益を拡大させる為の最も重要なポイント

2006年12月21日

マーフィー

 前回は、「私のマーケットへのアプローチ方法」をご説明させて頂きました。中でも、「予想はしない。予測をする。」という私自身の相場哲学の基本について触れました。今回は、もう少し、具体的な投資方針に関わる基本的な考えをお話したいと思います。

 投資で収益を拡大させる為の最も重要なポイントは、以下の6点です。
 1)「トレンドに乗ること」
 2)「トレンドのない相場は休むこと」
 3)「利を伸ばし、損を抑えること」
 4)「一旦確立した自分のスタイルを信じること」
 5)「常にリラックスした精神状態を保つこと」
 6)「相場と格闘するのではなく、相場と友達になること」
 それぞれについて、詳細を解説するとなると、膨大なページを割く必要が出てまいります。そこで、今回は(1)と(2)について簡単に触れてみたいと思います。

 私達は、相場に参加していると、四六時中マーケットに参加していなければならないという脅迫観念に囚われることが多いものです。事実、私自身も、現在は組織に属する為にどうしても期中の予算が頭から離れないことから、毎日如何にして稼ぐかということを朝から晩まで考えております。

 恐らく個人投資家の中でも、いつもマーケットの動きが気になってしまう方も多くいらっしゃるはずです。為替相場の場合は、株式市場のように取引時間が決まっているわけではなく、平日は1日24時間世界中で動いているわけです。為替市場に影響を与えるニュース等も、ひっきりなしに目や耳に入ってくるのです。その為、ご自身が本業等から離れて時間的に取引可能な時間においては、常にポジションを持っていたい衝動に駆られている方が多いと察します。

 ところが、相手は市場です。当然のことながら、こちらの都合など考慮して動いてくれるわけではありません。例えば、日本に生活する私達にとって、日中の時間は往々にて相場が膠着状態になるケースが多いものです。そして、相場が活況を帯びてくるのは、欧米時間、特に、米国の重要経済指標が発表になるNY市場オープン以降になりがちです。その為、東京時間日中に焦ってポジションを取って疲労を重ねると相場が動く肝心な時に充分な体力、精神力が残っていない羽目に陥りがちです。

 そもそも相場というものは、大雑把に言って、70~80%はトレンドがない状態、残りの20~30%がトレンド発生する時間帯と考えられます。このトレンドがない相場はトレードするべきではなく、トレンド発生時にいち早く相場の流れに乗ることが肝要なわけです。トレンドがない時は、保ち合い相場、ボックス相場であるわけで、上がれば売り、下がれば買いを繰り返せば儲かるではないか、と仰る向きもあるかもしれません。しかし、私は敢えて、トレンド発生時のみトレードすることを強くお薦めします。

 トレンドのない状態、膠着相場にてトレードを行うことほど、リスクに対するリターンが低いものはありません。一時期上手く運んだとしても、大怪我をするのは時間の問題だと言っても過言ではありません。やはりトレンド・フォロー型のトレード・スタイルを身につけ、習慣つけることが相場の世界で長生きするコツであると考えます。

 そもそも、私は、基本的には相場に向き不向きはないと思っています。相場に必要な技術習得のトレーニングを受けたか受けていないかの違いが大きいと思います。自分の性格云々から自らのトレード・スタイルを決めつけるのは妥当ではありません。

 ところで、私の相場分析手法の中心である「スパンモデル」(前回簡単にご説明しました)は、相場にトレンドが発生するタイミングを示唆してくれるのです。
 具体的に、ドル円相場に関しまして、日足スパンモデルにてドル売り円買いシグナルが11月21日に発生しました。今年6月22日以降継続していたドル買い円売りシグナルが転換したわけです。そして、現時点(12月20日現在)にても継続中であり、レジスタンスゾーンは116.55-117.15円となっています。
 ドル円相場は底堅く推移しており、15日に高値118.33円まで上伸しました。しかし、その間、レジスタンスゾーンの形状がいきなり変化するわけではなく、売りシグナルが継続したままです。今回のドル戻りが118円台で止まり、再度反落する可能性も充分あるわけです。
 もっとも、より短いタイムスパンである60分足スパンモデルでは、12月6日以降ドル買いシグナル継続中です。本来、より短いタイムスパンをベースとしたスパンモデルにてトレードするのが理想的ではありますが、それでは、現実的に身が持たず、実際のオペレーションは困難となります。
 そこで、基本は、日足スパンモデルにて基調トレンドを判断しつつ、60分足モデルなどで、利食いを入れながらポジション調整を行うのがベストの戦術となるわけです。60分足モデルと言いつつも、1週間程度シグナルが継続することもよくあり、決して、短期過ぎる指標ではないことがお分かり頂けると思います。

 繰り返しになりますが、ある相場が幾らまで上がる、下がるといったコメントは「予想」ですが、「予測」とは、ある相場がある時点でどの位置にいれば、上がる、もしくは下がるといったことを指します。「予測」とはあくまで「相場の現在性」にこだわるわけであり、状況が変われば臨機応変に、柔軟に自分のポジションを変更していくわけです。このように、目の前の相場と「格闘」するのではなく、「友達」になることで、相場に参加していけば、皆様の生涯収益(キャリア・プロフィット)が増大していくものと確信しております。

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2006年12月21日 08:48に投稿されたエントリーのページです。

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