« <売買シグナル==最強の外貨投資法を伝授 > | メイン | 鶴田典裕――新光総合研究所 上席主任研究員 »

自分の未来に豊かなイメージを描こう

05月22日
板垣哲史

 最近、『ザ・シークレット』(角川書店)という翻訳物の本が、静かなベストセーラーとなっている。内容を、結論的にいえば、現在の自分の状態は、金銭的なことにしろ、仕事や家庭のあり方にせよ、過去に思っていたことが実現したに過ぎない。
 よって、自分は、将来どのようになりたいか、どんな生活をしたいか、という未来に対する現在のイメージによって、自分の未来の在り方は決定される。ということが書かれている。これは人生のあらゆる分野の出来事にも当てはまることだそうだ。

 自らのことを振り返ると、確かに学生時代が終わる頃、自分の将来に具体的なイメージが湧かず、本来はアルファベートで言えばAからZまでの無限の可能性があったのにも拘らず、自らの能力を限定して、親兄弟の顔を浮かべながら、身近にあった2-3の選択肢の中から選んで就職した。大学を卒業して以来、何度となく進路変更の機会があったが、結局、「自分には無理だ。自分にはふさわしくない。語学の能力に欠けている。経験がない。」など、自己限定をした上で、自ら道を狭くした中から今の道を選択してきたが、どうしてもなりたい、どうしてもやりたい、との確固たる思いとイメージがないまま、今日に至ってしまった。現在ある姿は、その時々で自ら他へ転進の可能性を否定したイメージ不足の結果だといわざるを得ない。
 この本を読んで自ら経た過去の歩みを否定したり悔やんだりする気はさらさらない。この本の趣旨は、そうした凡人の過去を攻めることではなく、これからの未来の自分の姿をどうイメージで描くか、という事が自分の未来を決する、というメッセージを与えてくれたのである。
 このメッセージの意味は、相場に携わる人間にとってもきわめて重要な意味を持つことはいうまでもない。思いの実現という事で言えば、大金持ちにはなりたくない、と思っている人間が、大金持ちになる確率はゼロである。今日は損をするかもしれないという不安を発して相場に向えば、損失が待っている。これをこの本では、「引き寄せの法則」と定義している。
 例えば、多くの人が金持ちになりたいと言っているのに何故、金持ちになれないかというと、口ではそう言っても、心の中で自分の置かれた現状の中では、金持ちになれるわけはない、という思いが「引き寄せの法則」に引っ張られてしまうからである。「思い」が実現する原則に立つと、借金が返せない。お金が足りない、と思えば思うほど、お金が逃げていき、ますます苦しくなるそうだ。また他人の悪口を言ったり、些細なことで怒りを発したり、本来は自分が反省すべきことを他人のせいにして恨んだりすると、その否定的、マイナスの思いは、全て自分自身に刃を向けて傷つけるがごとく、病気になったり、事故にあったりして報復を受けることになるそうだ。
 ホームレスになる人は、ホームレスになったほうが、気楽になってより良いと思う心があるからホームレスになるのである。病気でも同じことが言えるそうだ。寝たきりになる老人は、寝たきりになったほうが、孤独から開放され、回りが親切にかまってくれることを密かに本能的に期待して、寝たきりになるそうだ。
 そこで、まず大事なのは、自分の未来の姿が豊かで、裕福となった姿をイメージして、そのイメージを楽しむ事が、大金持ちになる唯一の道であることだ。
 相場においても、ちょっとやそっと負けてもめげず、マイナス思考に陥らず、巨額の利益を手に入れるイメージを持ち続けることが出来た者が、近い未来に利益が現実化するという法則は、全ての人々に開かれていることを忘れてはならない。仮に相場に負けても、思わぬところから巨額にお金が回ってくる場合もある。聖書の中の有名な「求めよ!さらば与えられん!」という言葉は、キリスト教徒でなくとも意味深い。
 相場に対する知識や経験は、極めて大事なものであるが、自分の可能性を信じ、豊かな自分の未来を常に描くことに努力することが、相場参加者にとって、もっとも重要であることを、改めて思い返して欲しい。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.fx-kyc.com/mt/mt-tb.cgi/5202

About

2008年05月22日 18:49に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「<売買シグナル==最強の外貨投資法を伝授 >」です。

次の投稿は「鶴田典裕――新光総合研究所 上席主任研究員」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。